予防・検診

薬局活用実態調査で判明:日常の不調相談に利用する人は11.7%、クーリングシェルター認知度は3割に留まるも利用意向は高い

薬局の利用目的は多様化

調査結果によると、調剤薬局の利用目的として最も多かったのは「病院で出された処方箋のお薬を受け取る・説明を受けるため」で51.0%でした。しかし、それ以外の目的でも薬局が利用されている実態が明らかになりました。

「市販薬(OTC医薬品)やサプリメント、健康食品、衛生用品等の購入」が12.5%、「自身の健康維持や、日常のちょっとした不調について相談するため」が11.7%と続き、処方薬以外の目的での利用も少なくないことが示されています。また、「家族の看病や介護における、お薬の飲ませ方や管理について相談するため」が6.1%、「外出時の休憩や、血圧測定などのセルフチェックを行うため」が4.3%といった回答もあり、生活者が日常の様々な場面で薬局を活用している様子がうかがえます。

薬剤受け取りの目的

この結果は、薬局が処方薬の提供拠点としてだけでなく、OTC医薬品の選択支援、日常の健康相談、家族の服薬管理など、身近な健康課題を支える場として、その役割をさらに広げる可能性を示唆しています。

クーリングシェルターとしての認知度と利用意向

調査では、調剤薬局がクーリングシェルター(※熱中症の危険が高まる暑い日に、一時的に暑さをしのぐために利用できる冷房設備を備えた施設)や涼みどころとして利用できることについても尋ねられました。結果、「知っており、実際に利用したことがある」と回答した人は9.1%、「知っているが、利用したことはない」は23.6%で、認知している人は合計32.7%にとどまりました。実に67.3%の人が、薬局がクーリングシェルターとして利用できることを知らなかったことが判明しました。

クーリングシェルター認知・利用経験

しかし、この事実を知らなかった人のうち、52.7%が「今後利用してみたい」と回答しており、半数以上が高い利用意向を示しています。このことから、薬局が持つ多様な機能や役割に関する情報提供が、新たな利用機会の創出につながる可能性が考えられます。

クーリングシェルター利用意向

薬局が担う役割の可能性

今回の調査により、調剤薬局が「処方薬を受け取る場所」という従来のイメージに加え、市販薬等の購入、日常の健康相談、家族の服薬管理、セルフチェックなど、生活者の多様な健康ニーズに応える場として活用されている実態が明らかになりました。また、クーリングシェルターのような新たな機能についても、認知が広がることで利用意向が高まることが示されています。

株式会社カケハシは、今後も生活者視点での医療体験の実態を継続的に調査し、その結果を発信していく方針です。

調査概要

「生活者の薬局活用実態調査」は、2026年6月25日~6月30日にインターネットリサーチとして実施されました。対象は15歳以上の男女1,056名(男性556名、女性500名)で、年代構成は15〜19歳が12.6%、20代〜40代が各17.5%、50代および60歳以上が各17.4%でした。

詳しくは医療機関・専門家にご相談ください。

株式会社カケハシについて

株式会社カケハシは、日本の医療システムの再構築を目指すヘルステックスタートアップ企業です。テクノロジーを活用し、患者さんにとってより良い医療と、医療現場にとって持続可能な医療の実現を目指しています。クラウド型電子薬歴「Musubi」をはじめとする複数のプロダクトを提供し、国内の薬局の17,000店舗以上をサポートしています。

  • 会社名:株式会社カケハシ

  • 設立:2016年3月30日

  • 所在地:東京都港区西新橋二丁目8番6号 住友不動産日比谷ビル5階

  • URL:https://www.kakehashi.life/

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