採択されたプログラムの概要
JETROの「グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム(GSAP)」は、国内スタートアップの海外展開を支援するエクイティ・フリー型のプログラムです。海外トップアクセラレーターと連携し、海外市場参入戦略の策定、専門家によるメンタリング、投資家・パートナー候補とのネットワーキングなどを通じて、短期間での海外展開準備と市場参入を支援します。
StartX「AIコース」
スタンフォード大学発のアクセラレーター「StartX」が日本のスタートアップ向けに提供するAI領域のプログラムです。StartXは、複数のユニコーン企業を輩出し、シリコンバレー有数の起業家コミュニティを擁しています。プログラムは2026年7月から11月にかけて実施され、サンフランシスコでの現地プログラムも含まれます。World Life Mappingからは代表の下田 彬氏が参加します。
ERA「AI-CTOコース」
400社以上への投資実績と1,000名を超えるメンターネットワークを持つ、ニューヨーク発のトップアクセラレーター「ERA」による、CTO(最高技術責任者)・技術創業者向けのプログラムです。AIモデルの選定、RAG(Retrieval-Augmented Generation:外部知識を活用したAI生成技術)やファインチューニング(既存AIモデルの調整)、エージェント設計の検討、推論コスト、レイテンシ(遅延)、信頼性の最適化などを通じ、米国エンタープライズ市場に対応可能なAIシステムの構築を支援します。OpenAI、Anthropic、GoogleといったAIビッグテック幹部による直接助言の機会も提供されます。World Life Mappingからは共同創業者CTOのガニエ 智也氏が参加します。
医療現場で培われた「ウェルビーイングOS」を世界へ
メンタル不調による日本の経済損失は年間約7.6兆円(GDPの約1.1%)と推計されており、働く人のメンタルヘルス対策は重要な課題となっています。ストレスチェックやサーベイによる「測る」「分析する」取り組みは普及しているものの、「誰が・いつ・何をするか」といった具体的な行動への連携が課題とされています。
CibyLinkは、AIを活用して働く人の本音をデータ化し、離職やメンタル不調を約半年前から予測するプラットフォームです。これにより、「動くべき層」と具体的な対策を提示することで、組織のウェルビーイング向上を支援する「ウェルビーイングOS」として機能します。医療現場での導入を起点に、国内100以上の施設・組織へ導入が広がり、離職率が1年で半減した事例や、メンタル不調者数が4割以上減少した事例などが報告されています。
今回の2コース同時採択により、World Life Mappingはシリコンバレー(StartX)とニューヨーク(ERA)という米国AIエコシステムの主要拠点から最先端の知見やネットワークを取り入れ、CibyLinkのAIエンジンの高度化とグローバル展開の準備を進める方針です。
代表者コメントと今後の展望
株式会社World Life Mapping 代表取締役の下田 彬氏は、「『防げたはずの不調で、人が働けなくなる時代を終わらせる』をミッションとし、医療現場でウェルビーイングAIを開発・展開してきました。今回の採択を大変嬉しく思います。StartXの起業家コミュニティからは事業をスケールさせる術を、OpenAI・Anthropic・Googleをはじめとする先端AI企業のエキスパートからは技術を学びます。同時に、国内100超の施設・組織とともに磨いてきた実践知を世界のコミュニティへ共有してまいります。得た知見は、プロダクトと働く体験の改善へ還元し、世界に通用するウェルビーイングOSの確立に向け、チーム一丸となって取り組んでまいります。」とコメントしています。

今後の展望として、World Life Mappingは本プログラムでの学びをCibyLinkのAIエンジン高度化(予測精度、提案品質、エンタープライズ対応)と海外展開準備に直結させるとしています。医療分野で実証されたAIエンジンを、金融、コンサル、官公庁、製造など、あらゆる業界へ、さらに米国をはじめとする海外市場へと展開し、働く人の心身の不調を「気づいたら増えていた」から「予測して防ぐ」へと変革する挑戦を加速していく考えです。心身の健康に関する具体的な状況については、専門家や医療機関にご相談ください。
会社概要
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プロジェクト名: CibyLink Project(シビリンクプロジェクト)
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代表者: 下田 彬
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会社名: 株式会社World Life Mapping(World Life Mapping Inc.)
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所在地: 茨城県つくば市
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事業内容: 組織ウェルビーイングAIプラットフォーム「シビリンク(CibyLink)」の開発・提供