予防・検診

年金生活で入れ歯治療を諦める高齢者に向け「保険でできる入れ歯相談会」が9月1日より開催

年金生活における入れ歯治療の課題と健康リスク

物価高や社会保険料の負担増が続く現代において、医療費への不安から入れ歯治療を断念する高齢者が増加していると指摘されています。歯科受診を先送りすることは、口腔機能の低下を招く「オーラルフレイル」(口の機能が衰えること)の進行につながり、誤嚥性肺炎や要介護、さらには認知症のリスク上昇にも関連すると懸念されています。

口腔機能の低下は健康寿命にも影響を及ぼすため、歯科受診を我慢することは、将来的に医療費や介護費の増加につながる可能性もあります。この状況が続けば、年金生活を理由に必要な入れ歯治療を受けられない高齢者がさらに増え、「食べたくても食べられない」という問題が深刻化する可能性が考えられます。

毎月寄せられる入れ歯治療に関する相談

1934年創業で3代にわたり診療を続けるいとう歯科医院(東京都杉並区)には、「高額な入れ歯しか方法がないと思っていた」「どこへ行っても合う入れ歯が作れなかった」といった入れ歯に関する相談が、毎月15件以上寄せられています。

同院では、3代にわたり院内で入れ歯を製作・調整する技術を受け継ぎ、一人ひとりの口に合わせた保険の入れ歯を提供しています。過去には、3つの歯科医院で入れ歯を作ったものの合わず治療を諦めていた80代の年金生活の男性が、同院で保険診療による入れ歯治療を受けた結果、奥歯で噛めるようになり、前歯の痛みも改善が見られたと報告されています。

一方で、「保険で診てもらえる歯科医院がどこなのか分からない」という情報不足が、治療の先送りの一因となっている実態も見受けられます。保険の入れ歯治療を希望する場合は、事前にホームページで保険診療や入れ歯治療への対応を確認するか、電話で問い合わせてから受診すると安心です。

「保険でできる入れ歯相談会」の開催

いとう歯科医院は、こうした状況を受け、保険診療で支える歯科医院として「保険でできる入れ歯相談会」を開催します。この相談会は、「高額な入れ歯しか方法がないと言われた」「以前作った入れ歯が合わず、そのまま使わなくなった」など、入れ歯や噛み合わせに悩む方々からの相談を受け付けることを目的としています。

相談会では、問診や口腔内の確認、現在使用している入れ歯の状態を確認し、それぞれに合った治療方法や、保険診療で対応できる内容について分かりやすく説明します。同院では院内で入れ歯の製作・調整ができるため、その場で調整や修理が可能な場合もあります。「使えない」と諦めていた入れ歯も、状態によっては修理できるケースがあるとのことです。

院長は、この相談会について「検査をすることが目的ではありません。『もう治療を諦めるしかない』と思っている方に、まずは安心してお話を聞かせていただきたいと思っています。保険診療でも改善できるケースはたくさんあります。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください」とコメントしています。

相談会概要

  • 日時:2026年9月1日より開始

  • 所在地:〒167-0054 東京都杉並区松庵3-6-3

  • 申込方法:来院された際に「相談会希望」とお申し出ください。

  • 予約URLhttps://ireba-ito.com/new_reserve_system/public/index.php/reserve

  • 内容:問診、口腔内および現在の入れ歯の状態確認、保険診療で対応できる治療内容の説明

医院概要

  • 医院名:いとう歯科医院(院長 伊藤 高史)

  • 所在地:〒167-0054 東京都杉並区松庵3-6-3

  • URLhttps://ireba-ito.com/

本記事は情報提供を目的としており、治療の効果を保証するものではありません。個別の症状に関するご相談は、必ず医療機関や専門家にご相談ください。

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