共同開発の背景と目的
サンルイ・インターナッショナルは、約30年にわたり植物成分を用いた女性のヘルスケアブランド、デリケートゾーンケアブランドなどを展開し、女性ヘルスケア市場において代表的な企業の一つです。同社が手掛ける「INTIME ORGANIQUE(アンティーム オーガニック)」は、植物療法(フィトテラピー:植物の力で心身のバランスを整える療法)の知見に基づき開発され、多くの女性に支持されています。
一方、日本生物製剤は、医療用医薬品であるヒト胎盤製剤「ラエンネック」を製造販売する製薬企業です。様々な医療機関への販売ネットワークを持ち、特に婦人科系医療機関や関連学会と強固な関係を築いています。
近年、女性のヘルスケア市場では「フェムテック・フェムケア(Femtech・Femcare:女性特有の健康課題をテクノロジーや製品で解決する動き)」と呼ばれるサービスや製品が拡大しています。しかし、その有効性に関するエビデンスデータが十分ではないという課題が指摘されることがあります。
このような市場背景を踏まえ、両社は日本生物製剤の研究開発実績に基づくエビデンス構築と、サンルイ・インターナッショナルの女性ヘルスケア事業における商品開発を融合させることを目指しています。共同開発された製品を、専門医師と相談して購入できる医療機関専売品として展開することで、現代のフェムケアにおける課題解決の一助となることが期待されます。
開発体制:社内ベンチャー「RE Biotech.」が牽引
本プロジェクトは、日本生物製剤のバイオベンチャーであるRE Biotech.(アールイーバイオテック)が中心となって進められます。RE Biotech.は、生物由来バイオマテリアルに関する研究開発機能と医療マーケティング機能を持ち、サンルイ・インターナッショナルのフェムケアブランド価値を日本生物製剤の医療ネットワークへと繋ぐ役割を担い、新製品の企画・開発を推進します。

今後の展開
新製品の詳細(成分・製品名・発売時期など)については、2026年秋を目途に別途発表される予定です。詳しい情報にご期待ください。
代表者コメント
株式会社サンルイ・インターナッショナル 代表取締役 森田敦子氏
森田氏は、フランスで学んだ性科学・植物薬理学の知見から、デリケートゾーンケアが女性の心身の健康に直結することを認識し、約30年間その普及に取り組んできました。当初は反発もあったものの、その活動は実を結び、デリケートゾーン&パーツケアブランド「INTIME ORGANIQUE」は世界中で支持されるブランドに成長しました。
日本生物製剤との共同開発について、森田氏は「私たちのデリケートゾーンケアの知見と、日本生物製剤様の医療機関ネットワーク・臨床研究を組み合わせることで、女性が安心して医師に相談し、適切なケアを選択できる環境づくりに貢献できる」と述べています。この取り組みを通じて、すべての女性が自分らしく輝ける社会の実現を目指していくとのことです。
株式会社日本生物製剤 代表取締役 林 泓錫氏
林氏は、女性に特有の「胎盤」の研究開発を通じて医療現場に貢献する製品づくりを行い、女性医学の領域と深く関わってきました。その中で、女性特有の不調やデリケートな悩みに対する社会全体の議論が十分ではないと感じていました。
サンルイ・インターナッショナルとの共同開発について、林氏は「両社の知見を掛け合わせることで、医療領域の側から、より多くの女性の生活の質(QOL:Quality of Life、生活の満足度や幸福度)向上に貢献する製品が提供されることが期待されます」と語っています。今後もこの取り組みを通じて、女性特有の悩みを解決できるものづくりを進めていく意向を示しています。
会社概要
株式会社日本生物製剤
-
所在地:東京都渋谷区
-
代表者:代表取締役 林 泓錫
-
事業内容:胎盤由来原料の製造・販売、医薬品・化粧品原料事業 等
-
コーポレートサイト:https://jbp.placenta.co.jp/
-
RE Biotech. サイト:https://rebiotech.co.jp/
株式会社サンルイ・インターナッショナル
-
所在地:東京都目黒区
-
代表者:代表取締役 森田敦子
-
事業内容:植物療法(フィトテラピー)にもとづくブランド・プロダクト事業、OEM受託、教育事業 等
-
コーポレートサイト:https://stlouis.co.jp/
デリケートゾーンケアに関するご相談や製品について、詳しくは医療機関・専門家にご相談ください。