がん予防に関する意識調査:9割超が関心も、実際に行動しているのは約3割に留まる
健康への関心が高まる中、日頃からがんや大きな病気の予防を意識した生活を送る人が増えています。株式会社サルベストロールジャパンは、健康を意識している30〜70代の一般生活者を対象に「がん予防に関する認識・行動実態」に関する調査を実施しました。この調査により、がん予防への関心と実際の行動との間にギャップがあることや、健康食品に関する情報理解に課題があることが示されました。
がん予防への高い関心と行動のギャップ
調査では、9割以上の方が「がん予防に関心がある」(非常に関心がある:32.1%、どちらかといえば関心がある:59.7%)と回答しました。しかし、「現在、がん予防のために何かしているか」という質問に対しては、約3割(積極的にしている:8.8%、少ししている:25.5%)に留まる結果となりました。この結果から、がん予防への関心の高さと実際の行動との間に乖離があることがうかがえます。

がん予防への関心と行動に関する調査結果。関心がある人は9割以上だが、行動しているのは約3割に留まることが示されている。
「がん予防」の認識:予防と早期発見の混同
多くの人が「がん予防」に対してどのようなイメージを持っているのでしょうか。「『がん予防』と聞いて思い浮かべるもの」という質問では、「健康診断を受ける:70.1%」と「がん検診を受ける:68.8%」が上位を占めました。この結果は、「予防(発生を未然に防ぐこと)」と「早期発見(検診によって見つけること)」の概念が混同されやすい実態を示唆しています。また、約半数が「バランスのよい食事をする:46.7%」と回答しており、食生活の改善も予防行動の一つとして意識されていることが分かりました。

「がん予防」と聞いて思い浮かべるものに関する調査結果。健康診断やがん検診が上位を占める一方で、食生活の改善も意識されている。
がん予防における食事の重要性と実践内容
がん予防において食事はどの程度重要だと考えられているのでしょうか。90%以上の方が食事ががん予防において重要な役割を果たす(非常に重要だと思う:37.4%、やや重要だと思う:54.3%)と回答しました。具体的な実践内容としては、「野菜を多く食べる:62.0%」が最も多く、次いで「塩分を控える:39.3%」や「アルコールを控える:34.4%」といった行動が見られました。

がん予防における食事の重要性に関する意識調査の結果。9割以上が食事を重要だと考え、「野菜を多く食べる」が具体的な行動として最多。
植物由来成分への認識:ポリフェノールは高認知も、他の成分は低認知
野菜への関心が高い一方で、そこに含まれる成分に対する認識はどうでしょうか。「野菜や果物に含まれる『植物由来成分』について、どの程度意識しているか」という質問では、「なんとなく体によさそうとは思っている:43.2%」という漠然としたイメージを持つ方が多く、成分名まで意識して選んでいる方はわずか5.9%でした。
成分名では「ポリフェノール」の認知度が86.5%と突出して高い一方で、「カロテノイド:23.5%」や「スルフォラファン:19.9%」は2割前後、植物由来の機能性成分を意味する「ファイトケミカル」は10.9%、「サルベストロール」は2.4%と、認知度に大きな差があることが明らかになりました。

植物由来成分への意識度と特定の成分の認知度を尋ねたアンケート結果。ポリフェノールの認知度は高いが、他の成分は低い。
サプリメント・健康食品の利用状況と情報源の課題
栄養を補う手段としてのサプリメントや健康食品の利用状況については、約4割が現在利用している(日常的に利用している:24.8%、ときどき利用している:16.3%)と回答しました。今までに利用経験がある人に、商品を選ぶ際の参考にしている情報源を尋ねたところ、「商品の公式サイト:38.1%」が最多でした。一方で、医師・薬剤師・管理栄養士などの専門家に相談する人は約15%に留まり、SNSなどのインターネット情報や家族・知人の口コミを参考にしている人がそれぞれ25%前後いることが分かりました。専門的な助言よりも、身近で手軽に得られる情報をもとに商品を選ぶ傾向が見られ、健康食品に関する適切な情報の理解に課題がある実態が浮き彫りになりました。

*サプリメントや健康食品の利用状況と、それらを選ぶ際の主な情報源に関する調査結果。公式サイトが最多だが、SNSや口コミも多く参照され、専門家への相談は少ない。
専門家からの提言:食生活と栄養摂取、専門家への相談の重要性
今回の調査結果を受けて、これまで国内3,000人以上の医師に栄養療法を指導してきた柳澤厚生医師(元杏林大学教授、日本オーソモレキュラー医学会代表理事)は、がんという社会的な課題と向き合うために、食生活や栄養摂取を含む日々の生活習慣と、予防意識のあり方について提言しています。
柳澤医師は、がん検診を推奨される年齢や間隔に沿って受けることが早期発見・早期治療のために非常に大切であると述べています。その一方で、がんの発症リスクを少しでも下げるためには、禁煙や節酒、適度な運動、適正体重の維持など、日々の生活習慣を見直すことも欠かせないと強調しています。食生活もその重要な要素の一つであり、栄養バランスの取れた食事が基本ですが、不足しがちな栄養素を補うために健康食品やサプリメントが選択肢となる場合もあるとのことです。
しかし、必要な栄養素や適切な摂取量は、個人の年齢、健康状態、服薬状況などによって異なり、製品の品質にも差があるため、自己判断だけで選ぶのではなく、かかりつけ医や薬剤師、管理栄養士などの身近な専門家に相談することを推奨しています。栄養相談や食事指導に対応する医療機関や薬局もあるため、近隣で相談できる場所を探してみるのもよいでしょう。
調査結果のまとめ
今回の調査により、がん予防への高い関心と実際の行動とのギャップ、がん予防と早期発見の概念の混同、そして健康食品に関する情報選択の課題が明らかになりました。約9割の方ががん予防のための食事の重要性を認識し、「野菜を多く食べる」といった行動が定着しているものの、植物由来成分の知識には偏りが見られます。
サプリメントなどの健康食品の利用経験がある方は約6割を占めますが、情報源としては商品の公式サイトに加え、SNSや口コミも多く参照されており、情報の正確性や信頼性の判断が難しいケースがあるようです。がん予防への関心を具体的な行動や適切な情報選択につなげるためには、検診と生活習慣それぞれの役割を理解し、健康食品についても専門家の助言を得ながら自分に合ったものを選ぶことが大切であると考えられます。
より詳しい情報や個別の相談については、医療機関や専門家にご相談ください。
調査概要
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調査期間: 2026年6月16日(火)~2026年6月17日(水)
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調査方法: インターネット調査 (PRIZMA: https://www.prizma-link.com/press)
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調査人数: 1,026人
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調査対象: 調査回答時に健康を意識している30〜70代の一般生活者
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調査元: 株式会社サルベストロールジャパン (詳細: https://www.salvestrol.co.jp/shop/default.aspx)
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モニター提供元: サクリサ
関連リンク
- サルベストロール製品に関する情報: https://www.salvestrol.co.jp/shop/pages/about_product.aspx