がん患者会「さくらサロン」で「座ってできるヨガ」動画公開
医療法人医誠会は、がん患者さんとご家族を対象としたがん患者会「さくらサロン」で実施した「座ってできるリラックスヨガ」の動画を、2026年7月29日にYouTubeで公開しました。この取り組みは、会場への来場が難しい方々にも自宅で身体を動かす機会を提供し、がん患者会「さくらサロン」の活動を広く伝えることを目的としています。

がん患者さんの生活を支える運動機会
医誠会国際総合病院では、がん患者さんとご家族の支援として、3カ月に一度がん患者会「さくらサロン」を開催しています。この会では、治療や生活に関する交流会のほか、健康や暮らしを支える講座や体験プログラムが提供されています。
今回のテーマは、「がん患者さんのための ほっとひと息・心と体を整える 座ってできるリラックスヨガ」でした。MEDICAL FITNESS 24のトレーナーが講師を務め、呼吸を整えながら首、肩、腕、上半身をゆっくりと動かすヨガが行われました。椅子に座って行える形式のため、運動経験が少ない方でも参加しやすく、体調に合わせて動きを調整できることが特徴です。参加者からは、「日常生活にも取り入れやすい動きだったので、これからも実践していきたい」という感想が寄せられました。
公開された動画には、当日のヨガが最初から最後まで収録されており、自宅で動画を見ながら身体を動かせるように構成されています。治療中の方や体力に不安がある方は、体調や治療状況に応じて主治医に相談し、無理のない範囲で行うことが推奨されています。
交流会と動画配信による継続的な支援
ヨガの終了後には、参加者と医療スタッフによる交流会が開催されました。参加者同士が日頃感じていることや生活上の工夫などを話し合い、有意義な時間を過ごしました。
「さくらサロン」は、治療を予定している方、治療中の方、治療が一段落している方、そして付き添いのご家族を対象としています。治療内容を説明する場だけでなく、心身を整える活動や交流を通じて、治療中や治療後の生活を支える機会を提供しています。

今回の動画公開は、「さくらサロン」の活動を会場外にも届けるための取り組みの一つです。開催日に来場できなかった方も、都合のよい時間に動画を視聴し、自宅でヨガを実践できる機会が提供されます。
医療法人医誠会は、今後も「さくらサロン」を継続し、がん患者さんとご家族が療養生活に役立つ情報に触れ、交流できる機会を設けていくとしています。
医療とフィットネス連携による継続的な健康支援
今回のヨガの講師は、医誠会国際総合病院に併設されているフィットネススタジオ「MEDICAL FITNESS 24」に所属する河合 芽衣トレーナーが担当しました。同施設は24時間利用可能で、高性能なトレーニングマシンを備え、医誠会国際総合病院の医師や理学療法士と連携した運動支援を行っています。
さらに「MEDICAL FITNESS 24」では、リンパ浮腫専門資格を持つ女性理学療法士によるリンパドレナージュ(リンパの流れを促す手技)や圧迫療法(圧迫着などを用いた治療)も提供されています。これらは、がんの治療や手術によりリンパの流れが滞ることで起こる手足のむくみに対し、専門的なケアを行うものです。

医誠会国際総合病院 がん相談支援センター
医誠会国際総合病院では、がん患者さんをサポートする体制をさらに充実させるため、「がん相談支援センター」を開設しています。ここでは、がん情報をまとめた冊子の配布や、相談窓口の設置を通じて、多くの患者さんが安心して相談できる環境を提供しています。
また、医療スタッフ同席のがん患者会「さくらサロン」を定期開催し、がん患者さんの交流と情報共有の場を設けています。がん治療を継続しやすい環境を提供するため、放射線治療・化学療法を受けるがん患者さん向けの無料送迎サービスも行われています。

詳しくは、医誠会国際総合病院のがん相談支援センターのホームページをご確認ください。
医療法人医誠会について
医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして大阪を中心に全国で病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しています。医誠会国際総合病院は46診療科、総職員数1,971名体制(2025年4月現在)で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療DX、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システム導入などに取り組み、先進的かつ国際標準の総合病院を目指しています。地域医療に貢献するとともに、2024年12月にはJCI認証を取得し、国際医療ツーリズムにも挑戦しています。また、救急医療では、24時間365日の体制で3次救急を目指し、必要に応じて各診療科が支援する救急医療体制を整えています。