災害時に見落とされがちな栄養バランスの課題
災害発生直後には、生命維持のために飲料水と食料の確保、そして必要なエネルギーの摂取が最優先となります。しかし、避難生活が長期化すると、食事内容の偏りが課題となることがあります。災害時には、保存や運搬、配布のしやすさから、ごはん、パン、麺類などの主食中心の食事が多くなりがちです。これにより、肉、魚、卵、乳製品、大豆製品、野菜、果物などに含まれるたんぱく質やビタミン、ミネラルといった栄養素が不足する可能性があります。
厚生労働省が公表する災害時の栄養・食生活支援に関する資料でも、避難所での食事においては、エネルギーだけでなく、たんぱく質やビタミン、ミネラルを含めた栄養バランスへの配慮が求められています。実際に、東日本大震災後に宮城県で行われた避難所の食事状況調査では、初回調査時点でエネルギーが約9割、たんぱく質が約8割以上の避難所で不足していたことが報告されています。

災害時には物流の停滞や調理設備の制限などから、たんぱく質を含む食品や生鮮食品を十分に確保することが困難になる場合があります。そのため、主食となる非常食に加えて、常温で保管でき、調理の負担が少ない栄養補助食品を組み合わせて備えておくことが推奨されます。
「プロテイン防災」という新しい備え
こうした災害時の食生活の課題に対し、提案されているのが「プロテイン防災」です。たんぱく質は、筋肉や臓器、皮膚など、体を構成するために不可欠な栄養素の一つです。しかし、たんぱく質を多く含む肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などは、常温での長期保存や被災地への運搬、調理が難しい場合があります。
プロテインは、賞味期限や保管条件を確認しながら備蓄することで、水に溶かして手軽にたんぱく質を摂取できる栄養補助食品です。個包装タイプや少量パックであれば、必要な量を分けて保管しやすく、防災バッグにも入れやすいという利点があります。
災害時にプロテインを取り入れるメリット
プロテインには、次のような特長があります。
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水に溶かして、たんぱく質を補給できる
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火や電気を使わずに準備できる
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個包装タイプや小容量の商品は、分けて保管しやすい
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日常的に消費しながら補充するローリングストックに活用できる
避難生活では、生活環境の変化や食欲の低下などにより、普段と同じように食事を摂ることが難しくなる場合があります。そのような状況を想定し、「何を備えるか」だけでなく、「実際に食べられるか」「飲み慣れているか」という視点で備蓄品を選ぶことも大切です。
プロテインを防災備蓄に取り入れるポイント
プロテインを防災備蓄として取り入れる際は、次のような準備が推奨されます。
- 飲料水とセットで備える
プロテインを溶かすために使用する分も含めて、飲料水を準備することが重要です。ただし、断水時には生命維持に必要な飲料水の確保が最優先となるため、プロテインを飲むために最低限必要な飲料水を無理に使用しないよう注意が必要です。 - 普段から飲み慣れている商品を選ぶ
非常時に初めて飲む商品ではなく、普段から味や飲み方に慣れている商品を備えることで、避難生活でも取り入れやすくなります。 - 保管場所や使い方に合わせて容量を選ぶ
プロテインには個包装タイプ、小容量タイプ、大容量パックなどがあります。個包装タイプは防災バッグに入れやすく、大容量パックは自宅でのローリングストックに活用できます。 - ローリングストックを取り入れる
日常生活の中で商品を消費し、使用した分を買い足すことで、賞味期限切れを防ぎながら常に一定量を備蓄できます。賞味期限が近い商品から使用し、保管状況や残量を定期的に見直すことが大切です。 - アレルギーや体質を確認する
プロテインには乳成分や大豆などのアレルギー物質が含まれる商品があります。原材料表示を確認し、家族それぞれの体質や健康状態に合った商品を選ぶ必要があります。乳幼児、高齢者、妊娠中・授乳中の方、持病のある方、食事制限を受けている方などは、必要に応じて医師や管理栄養士などの専門家に相談してください。
シェイカーがない場合の代用
「プロテインは専用のシェイカーがないと飲めないのでは」と思われる方もいるかもしれませんが、災害時には、次のような容器で代用できる場合があります。
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空のペットボトル
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ふた付きの保存容器
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液体を入れられる、密閉性の高い袋

使用する際は、容器が食品に使用できるものであることの確認や、衛生状態に十分配慮してください。プロテインの粉をペットボトルへ直接入れるとこぼれやすいため、紙や紙コップを丸めて簡易的な漏斗にする、広口のボトルを用意するなど、実際の作り方を平常時に一度試しておくと安心です。また、災害時には容器を十分に洗えない可能性があります。繰り返し使用する場合は衛生管理に注意し、使用後の容器を清潔に保てないときは無理に再利用しないことも大切です。
THE PROTEINの活用提案
武内製薬株式会社が展開するプロテインブランド「THE PROTEIN(通称:ザプロ)」は、日常的に続けやすい味わいや豊富なフレーバー展開にこだわった商品を取りそろえています。普段から飲用し、使用した分を買い足すことで、日常の栄養習慣をそのままローリングストックにつなげられます。
災害時に想定される状況や、飲む方の体質、補いたい栄養素に合わせて、ホエイプロテイン、ソイプロテイン、栄養バランスに配慮した食品から選択できます。
植物由来のたんぱく質を取り入れたい方に:ソイプロテイン

大豆由来のたんぱく質を使用したソイプロテインは、植物由来のたんぱく質を取り入れたい方や、普段からソイプロテインを飲んでいる方の備蓄にも適しています。ザプロのソイプロテインは、たんぱく質に加えて乳酸菌と11種類のビタミンを配合しており、非常時など食事内容が偏りやすい場面でも、主食や缶詰などの備蓄食品にプラスする栄養補助の選択肢として活用できるでしょう。



たんぱく質をはじめ、30種類の栄養成分を配合した完全栄養食

食生活で不足しがちな栄養素を補えるよう、たんぱく質をはじめとした30種類の栄養成分を配合した商品です。災害時にこれだけですべての食事を代替できるものではありませんが、主食や保存食品と組み合わせることで、たんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルなども意識したい場合の選択肢になります。普段は朝食や忙しい日の食事を補う食品として活用しながら、非常時に備えてローリングストックすることができます。


1食当たり約22.2gのたんぱく質を摂取できる、定番のホエイプロテイン

牛乳由来のホエイたんぱくを使用した、ザプロの定番プロテインです。水に溶かして手軽にたんぱく質を摂取でき、普段のトレーニング後や朝食、間食など、さまざまな生活シーンに取り入れられます。日常的にホエイプロテインを飲んでいる方にとっては、普段使っている商品を少し多めに備えておくことで、無理なくローリングストックを始められるでしょう。




空腹を満たす備えから、栄養バランスまで考える備えへ
災害時の備蓄で最も大切なのは、十分な飲料水と必要なエネルギーを摂取できる食料を確保することです。そのうえで避難生活の長期化も想定し、主食だけでなく、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどをどのように補うかまで考えておくことが、これからの防災には求められます。
プロテインは、非常食そのものに代わるものではありません。しかし、普段から飲み慣れた商品をローリングストックし、非常時の栄養補助に活用することは、日常と防災を無理なくつなぐ選択肢の一つです。THE PROTEINは、「空腹を満たすための備蓄」に加え、「体を支える栄養まで考えた備蓄」という新しい視点から、プロテイン防災を提案しています。
販売店舗
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ザプロ公式: https://the-protein.com/
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Amazon: https://www.amazon.co.jp/stores/page/32967C33-3DC6-4701-8954-7BE47781D293
参考情報・出典
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厚生労働省「避難所における食事提供の計画・評価のために当面の目標とする栄養の参照量について」
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厚生労働省「日本人の食事摂取基準」
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内閣府「災害時に備えた食品ストックガイド」等の防災備蓄に関する資料
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宮城県「栄養改善チーム活動とその成果について」