サービス提供の背景
2025年には訪日外国人数が過去最高の4,268万人を記録すると推計されており※1、日本政府は観光立国の実現に向けてさらなる増加を見込んでいます。しかし、訪日外国人旅行者のインバウンド旅行保険加入率は約5%にとどまっており※2、多くの旅行者が十分な医療の備えがないまま日本を訪れている現状があります。
日本滞在中に体調を崩した場合、訪日外国人は「母国語で対応可能な医療機関を見つけにくい」「受診方法が不明」「症状を十分に伝えられない」「診療後の薬の受け取りが複雑」といった課題に直面することが少なくありません。これにより、受診から服薬までの医療サービスへのアクセスが困難となるケースも発生しています。
※1 日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数(2025年年間推計値)」
https://www.jnto.go.jp/news/press/20260121_monthly.html
※2 観光庁「訪日外国人旅行者の医療に関する実態調査」(2024年6月公表)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_00002.html
「Online Doctor for tourists」の概要と特徴
「Online Doctor for tourists」は、訪日外国人がホテルの客室など滞在先から外出することなく、医療相談、オンライン診療、服薬指導、処方薬の受け取りまでをワンストップで利用できる医療支援サービスです。
サービスの特徴
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滞在先で完結するシームレスな医療体験
予約・問診からオンライン診療、処方箋発行、オンライン服薬指導、処方薬配送までを一気通貫で提供します。利用者は滞在先から移動することなく、必要な医療サービスを受けられます。 -
32言語対応の医療通訳
32言語に対応した医療通訳を介することで、利用者は母国語で症状や既往歴を医療従事者に伝えることができ、円滑なコミュニケーションが可能です。 -
透明性の高い価格設定
オンライン診療、通訳サービス、お薬代をパッケージ化し、受診前に総額が確定する価格設計です。これにより、海外での医療費に関する不安の軽減を目指します。
料金
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55,000円(税込):診察代、医療通訳代、お薬代、お薬の配送費用を含みます。
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45,000円(税込):診察代、医療通訳代のみ。お薬は利用者がホテル近辺の薬局で受け取ります。
サービス提供サイト
サービス利用イメージ

両社の強みと連携
メディフォンはこれまで、外国人患者受入れ支援サービス「mediPhone」を展開し、全国約88,000の医療機関や自治体等で利用可能な環境を整備してきました。24時間365日対応の医療通訳体制を強みとし、累計10万件を超える医療通訳実績を有しています。
一方、ミナカラは「ミナカラ オンライン診療」および「ミナカラ 処方せんネット受付」を通じて、オンライン上での診療、調剤・服薬指導、処方薬の配送といったサービスを効率的に提供する仕組みを構築してきました。
今回の業務提携により、メディフォンの多言語医療支援基盤と、ミナカラのオンライン診療・服薬指導・処方薬配送サービスが融合し、受診から服薬までを一気通貫で支援する新たな医療支援サービスが実現しました。
今後の展望
両社はまず、ホテル・旅館・民泊・空港などの観光関連事業者や、損害保険会社、クレジットカード会社などとの連携を進め、訪日外国人が安心して日本で医療サービスを受けられる環境づくりを推進してまいります。その後、外国人を雇用する企業や自治体などとの連携を進め、在留外国人への提供も順次拡大していく予定です。
メディフォンとミナカラは今後も、多言語医療支援とデジタルヘルスを融合した新たな医療インフラの構築を通じて、誰もが安心して医療にアクセスできる社会の実現を目指します。
株式会社ミナカラについて
ミナカラは、オンライン診療プラットフォーム事業やオンライン特化型調剤薬局事業を展開し、「みんなのカラフルな人生に、最適で革新的なヘルスケア体験を」をミッションに、テクノロジーと医療をつなぐ新たなヘルスケア基盤を構築しています。
メディフォン株式会社について
メディフォンは、外国人患者受入れ支援サービス「mediPhone」とクラウド型健康管理システム「mediment」を展開し、日本医療の国際化とDXを推進しています。「命と向き合う医療インフラ」をミッションに掲げ、国籍や言語、場所を問わず、誰もが安心して医療にアクセスできる社会基盤づくりを目指します。