内科・生活習慣

9月9日「救急の日」に考える、都市部における『家族のかかりつけ医』受診事情と患者ニーズ

都市部で高まる「かかりつけ医」の重要性

9月9日は「救急の日」です。子どもの急な発熱や体調不良に際し、保護者が救急外来を受診すべきか、翌日まで待つべきか判断に迷うことがあります。国は、軽症患者が二次・三次救急医療機関を受診することで、本来救うべき重症患者への対応が圧迫されることを課題としており、日常的に相談できる一次医療機関(かかりつけ医)の機能強化が求められています。

このような背景のもと、大阪・北浜の「みらいクリニック大阪北浜」(小児科・内科・アレルギー科)は、開院1周年を機に来院患者140名を対象とした「マチナカのかかりつけ医での患者ニーズ調査」を実施しました。この調査は、都市部で子育てをしながら働く親たちが、日々の受診に何を求めているのかを明らかにするものです。

クリニック受付の様子

調査概要

本調査は、みらいクリニック大阪北浜の来院患者(本人または保護者)140名を対象に、2026年7月4日から7月22日までWebアンケート形式で実施されました。

詳細な調査レポートは、みらいクリニック大阪北浜のウェブサイトで公開されています。
【開院1周年 来院患者アンケート】都市部のクリニックに求められているのは「時間」──来院患者140名調査レポート

調査結果から見えた都市部の患者ニーズ

1. クリニック選びの決め手は「時間」

マチナカでクリニックを選んだ理由の上位3つは以下の通りでした。

  • 1位:立地・通いやすさ

  • 2位:予約のしやすさ

  • 3位:診療時間・曜日が合う

これらの項目はすべて「受診にかかる時間の負担をいかに減らすか」に関連しており、都市部の生活者にとって、時間の負担なく受診できることがクリニック選びの中心にあることがうかがえます。

2. 非接触・個室型の待合に高い評価

受付から会計までを非接触化し、待合を個室・半個室にした受診体験について、回答者の82.9%が「良い」または「非常に良い」と回答しました。

非接触受付に関する評価の円グラフ

特に評価された点は以下の3つです。

  • 1位:待合スペースが個室・半個室で落ち着ける

  • 2位:感染リスクへの不安が軽減される

  • 3位:自分のペースで受付・待ち時間を過ごせる

この結果から、非接触というシステムそのものよりも、それによって生まれる「落ち着いた環境」や「感染への安心」が評価されていることがわかります。

大人だけで受診する人は「自分のペースで受付・待ち時間を過ごせること」を最も評価する一方、お子さまの受診を含む子育て世帯は「感染リスクへの不安が軽減されること」を最も評価していました。

3. マチナカのクリニックに求められること

マチナカの「家族みんなが通えるクリニック」に求めることとして、以下の項目が上位を占めました。

  • 1位:待ち時間が短く効率的に受診できること

  • 2位:仕事帰り・外出のついでに立ち寄れること

  • 3位:平日夜間や土日にも対応してもらえること

ここでも「時間」に関わる項目が上位を独占しており、都市部の生活者にとって、受診にかかる時間そのものがクリニック選びの最大の関心事であることが浮き彫りになりました。

求めるものも、大人と子育て世帯で異なる傾向が見られました。大人だけで受診する人は「仕事帰り・外出のついでに立ち寄れること」を、お子さまの受診を含む子育て世帯は「家族みんなで一つの医院に通えること」を、より強く求めていました。

患者からの声

自由記述では60件の声が寄せられ、「共働き・子育て世帯からの時間評価」「体調不良時の時短への感謝」「他患者と接触せずに受診できることへの安心」「小児科の温かさ」といった傾向が見られました。

  • 「受診前にLINEで症状の報告や相談を行えるため、診察がスムーズで医院滞在時間が短縮されていて助かります。先生も看護師の皆様も大変優しく、些細な不安も相談に乗ってくださり安心して通院ができています。」(ご自身とお子さん両方の受診で来院)

  • 「受付不要で処方箋も薬局にそのまま送られ、とにかく時短で助かります。特に体調が悪い時のことなのでありがたさ倍増です。まだ一度しかお世話になっておりませんが、診察も細かく丁寧で医師とのコミュニケーションがスムーズでわかりやすかったです。それなのにあまりにも速く帰宅できるので感動しました。すべての病院にこのシステムを取り入れてほしいくらいです。」(お子さんの受診で来院)

  • 「子どもがまだ小さいため個室で待てることがほんとにありがたいです。」(お子さんの受診で来院)

一方で、電話対応の必要性や事前入力の負担、初回の戸惑いといった改善要望も寄せられており、これらについては順次改善が進められています。

院長コメント

診察室の様子

みらいクリニック大阪北浜の院長である上田康彦氏は、「受付や会計を非接触にしたのは、人との関わりを減らすためではありません。事務的な手続きにかかる時間を短くすることで、診察室での対話にしっかり時間を使いたい、というのが開院時からの考えです。今回の調査で、待ち時間の短さと、スタッフの対応の両方を評価いただけたことは、この方針が間違っていなかったのだと感じています。いただいたご要望には一つずつ向き合い、より通いやすいクリニックにしてまいります。」とコメントしています。

comacaグループの取り組み

comaca groupのロゴ

一般社団法人医業保全協会(comacaグループ)は、みらいクリニック大阪北浜での運営を通じて、都市部の患者ニーズに応える医療のあり方を検証しています。この知見を全国の医療機関へ広げることで、地域医療と救急医療資源の持続可能性に貢献していくことを目指しています。

comacaグループは、一般社団法人医業保全協会、DENTON株式会社、えくぼ株式会社、みらいクリニック運営事務局など関連数社により構成され、全国250余の歯科・医科をクライアントに持ち、ICT活用支援、マーケティング、クリニック組織化支援など多岐にわたる事業を展開しています。

みらいクリニック大阪北浜 基本情報

  • 医院名:みらいクリニック大阪北浜

  • 所在地:〒541-0048 大阪府大阪市中央区瓦町2-1-13 瓦町ダイワビル3F

  • 代表者:上田康彦(医師・薬剤師)

  • 診療内容:小児科・内科・胃腸内科

  • 診療時間:火曜〜土曜 9:00〜13:00/14:00〜18:00(最終受付17:30)

  • 休診日:月曜・日曜・祝日

  • WEB:https://www.mirai-osaka.clinic

  • 予約方法:WEB予約(24時間対応)https://www.mirai-osaka.clinic/rsv_g.html

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