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NHホールディングス、ナーシングホーム運営支援の新ブランド「かいごのコンパス」の全体像を発表

医療依存度の高い高齢者を地域で支える必要性

厚生労働省の統計によると、2025年には死亡者数が高い水準に達すると予測されており、入院期間の短縮や病床機能の分化が進む中で、医療や介護を必要とする高齢者を地域で支える体制の整備が急務とされています。その受け皿の一つとして注目されているのがナーシングホームです。ナーシングホームは、看護師を中心に医療・介護職が配置され、医療依存度の高い方や終末期の方を支える住まいとして機能します。多くは有料老人ホーム等として運営され、訪問診療などの在宅医療を受けながら生活する場となっています。

ナーシングホームの運営には、事業計画、収支、組織、採用、育成、医療連携、介護・看護業務、記録、請求、情報共有など、多岐にわたる領域の連携が不可欠です。社会的な必要性が高い一方で、経営と現場を同時に設計し、開設後も継続的に改善していく運営力が求められる事業です。

ブランド設計の背景と「かいごのコンパス」の進化

現場支援から「かいごのコンパス」展開までの歩み

「かいごのコンパス」は、もともと介護現場の記録、情報共有、業務改善の支援から始まりました。グループ会社の株式会社ノースハンドはノーコードツールを活用したバックオフィス向け情報基盤システムの開発を、株式会社ソラジョウは介護記録システムの開発やDX人材育成を提供してきました。これらの支援を通じて、現場課題と経営課題が密接に結びついていることが明らかになりました。

システムの定着には業務ルールや責任体制が、研修の成果を実務につなげるには改善を進める権限と時間が不可欠です。また、採用、配置、育成、評価、医療連携についても、組織全体で運用できる仕組みが求められることが判明しました。この知見に基づき、支援範囲を事業構想、開設計画、組織設計、採用、人材育成、医療介護連携、運営改善へと拡大。NHホールディングスが全体を統括し、グループ各社の専門知見を一つの支援体系にまとめ、2025年4月に「かいごのコンパス」として正式に始動しました。

「介護の現場を“経営”から支える」とは

「かいごのコンパス」が掲げる「経営」は、単に利益や数字の管理だけを指すものではありません。経営方針、組織、採用、育成、評価、業務、IT、医療介護連携といった要素を同じ方向につなげ、現場を仕組みで支えることを意味します。目指すのは、以下の状態です。

  • 経営方針と現場業務がつながっている

  • 採用、育成、評価、業務設計が連動している

  • 医療介護連携が組織の仕組みとして機能している

  • 現場の情報が経営判断に活用されている

  • 現場が主体的に改善を続けられる

運用モデルの設計から改善までのプロセス

「コンパス」という名称には、事業の現在地を確認し、進むべき方向を顧客とともに考える伴走者でありたいという思いが込められています。ナーシングホーム事業では、構想から開設後まで多くの判断が求められます。「かいごのコンパス」は、地域に適した事業モデル、準備の順序、組織体制、医療連携、情報基盤を整理し、開設後の運営を見据えて具体化を支援します。

介護の現場を“経営”から支えた実績と今後の展望

「かいごのコンパス」は、既に具体的な成果を上げています。2026年8月に開設されたダイクレホールディングスの「ウェルディ呉駅前」では、開設準備から人員体制の構築、地域の医療機関との連携づくりまで一貫した支援を実施。その結果、初月から計画を上回る入居が決まり、順調なスタートを切っています。現在、広島県内では、稼働中・開設予定を合わせて4施設・計403床のナーシングホームの開設・運営支援に携わっています。

また、2026年12月に開催予定のCareTEX東京’26【冬】では、「かいごのコンパス」の支援全体像や、実際の案件を通じて構築された仕組みが紹介される予定です。代表によるセミナー登壇も予定されており、出展内容の詳細は今後改めて発表される見込みです。

企業概要

  • 企業名:株式会社NHホールディングス

  • 代表者:代表取締役 北村 聡

  • 所在地:〒732-0033 広島県安芸郡府中町柳ヶ丘16−7

  • 事業内容:「人材の定着・採用・育成」を基盤にした組織開発支援、経営コンサルティング、グループ会社(薬局、介護、IT)の管理

  • URL:https://nh-mirai.jp/

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