内科・生活習慣

島根県大田市、県内自治体初の健康DX事業を「みんチャレ」と開始

事業開始の背景と目的

大田市は「第2期おおだ健やかプラン」を推進しており、「だれもが住みよい『暮らし』をつくる〜生涯を通じた健康づくり〜」を掲げています。本事業は、市民一人ひとりが主体的かつ継続的に健康づくりに取り組めるよう支援する一環として実施されます。

習慣化アプリ「みんチャレ」を活用することで、運動習慣の定着、生活習慣病予防、フレイル(加齢による心身の虚弱)予防を図り、市民の健康寿命の延伸を目指します。また、高齢化率が約42%の大田市において、スマートフォンに不慣れな高齢者向けには使い方講座を開催し、デジタル活用の不安を解消しながら、全世代を対象とした「コミュニティの力」による行動変容を促します。

アプリ内では、健康活動によって貯まる「大田市健康ポイント」や、児童施設に寄付できる「みんチャレコイン」を通じて、市民の健康が地域の未来を育む地域共創型の仕組みを構築し、「誰ひとり取り残さない全世代型健康DX」の実現を目指します。

事業の概要

「みんチャレ」アプリ内の大田市専用ページ「らとチャレ」を通じて、大田市内在住・在勤者が無料で事業に参加できます。ピアサポート(仲間同士の励まし合い)の仕組みを活用し、無理なく健康習慣を定着させることが期待されます。日々の歩数や健康イベントへの参加、健診受診などによって貯まる「大田市健康ポイント」による景品抽選など、楽しみながら健康づくりにつながる施策が多数実施されます。

【事業開始】 2026年9月1日〜

【対 象】 大田市内在住、在勤の方

【主な実施内容】

  • 健康ポイント: 一定ポイント数以上の保有者を対象に、デジタルギフトの抽選キャンペーンを実施。

  • みんチャレ講座の開催: アプリの使い方講座を実施し、スマートフォンに不慣れな高齢者も事業に参加できるよう支援。デジタルデバイド(情報格差)の解消にも繋がります。

  • 寄付・貢献の可視化: チーム参加で貯められるアプリ内コインを活用し、地域の社会貢献活動と連携。

  • その他、健康イベントや写真イベントなどを企画予定。

【講座日程】

2回連続講座が予定されています。

  • 9月18日(金)10:00~11:30、9月25日(金)10:00~11:30 場所:人権センター

  • 9月18日(金)13:30~15:00、9月25日(金)13:30~15:00 場所:人権センター

大田市の楫野市長は、「健康づくりは、無理なく、楽しく、継続して取り組むことが大切です。市民の皆さんの『健康になりたい』という思いを、行動につなげるきっかけとして、多くの方に活用していただきたい」とコメントしています。

「みんチャレ」の主な機能

「みんチャレ」は、健康習慣の定着をサポートするアプリです。

みんチャレ 4つのステップ

  • 健康データ機能: 歩数の自動計測や体重・睡眠時間などを記録し、自身の健康管理に活用できます。

  • チーム機能: 同じ目標を持つ匿名の5人でチームを作り、ピアサポート(仲間同士の励まし合い)を通じて楽しく習慣化を目指すことができます。「ナッジ」(経済的なインセンティブや行動の強制をせず、本人が無意識によい方向へ行動変容を促す戦略・手法)を応用した仕組みが取り入れられています。

  • 寄付機能: 取り組みを続けることで貯まるアプリ内コインを、全国の社会貢献プロジェクトに寄付することが可能です。

「みんチャレ」はGoogle Playベストアプリに3度選出された実績があります。

自治体事業における「みんチャレ」の実績

「みんチャレ」は、これまでに全国58件(2026年8月現在)の自治体事業で導入されています。健康づくり(健康維持・増進事業)、高齢福祉(フレイル予防/デジタルデバイド解消事業)、成人保健(生活習慣病重症化予防事業)など、多岐にわたる分野で実績があります。

東京都府中市とのフレイル予防事業では、「第10回健康寿命をのばそう!アワード」介護予防・高齢者生活支援分野の厚生労働省 老健局長 優良賞(自治体部門)を受賞しました。また、令和5年版厚生労働白書 第1部第3章「つながり・支え合い」のある地域共生社会の実現を目指してのコラムにも事例が掲載されています。

エーテンラボ株式会社について

エーテンラボ株式会社は2016年12月に設立され、東京都中央区に本社を置く企業です。

この新しい取り組みが、大田市の市民の皆さんの健康増進に寄与することが期待されます。

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