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湘南第一病院とAKT Health、次世代センサー型高齢者転倒検知技術の共同実証評価を実施

実証評価の背景

日本の医療機関では、入院患者の転倒予防が高齢化に伴い重要な医療安全上の課題となっています。高齢患者の転倒事故を未然に防ぎ、早期に対応することは、患者の安全確保だけでなく、医療従事者の業務負担軽減にもつながります。しかし、新たな医療技術を臨床現場に導入するには、その技術性能だけでなく、実際の医療現場での運用適合性や、患者ケアにもたらす価値を実証的に評価することが不可欠です。

今回の実証評価は、このような背景のもと、日本の実臨床環境における転倒検知技術の実装可能性を検証する目的で実施されました。

実証評価の概要

実証評価は、神奈川県藤沢市にある医療法人湘南みらい 湘南第一病院の入院病棟で実施されました。評価対象は、海外のデジタルヘルス・スタートアップが開発する次世代センサー型転倒検知システムです。医師、看護師長、看護スタッフを含む22名の医療関係者が参加し、同システムの使用感、業務フローとの適合性、運用上の課題などについて評価を行い、日本の医療現場における実装可能性に関する実践的な知見が収集されました。

株式会社AKT Healthは、本プロジェクトにおいて、海外企業と日本の医療機関との橋渡し役として、PoC(概念実証)の設計、医療機関連携、実証運営、規制・データガバナンス対応、市場展開支援といった多岐にわたる役割を担いました。

湘南第一病院からのコメント

湘南第一病院の嶋村浩市院長は、患者の安全性向上を医療機関の重要な使命と捉え、本プロジェクトで得られた知見が今後の患者安全向上と医療技術の発展につながることに期待を寄せています。

長嶋道貴副院長は、今回の実証評価を通じて医療機器の開発プロセスに関わる経験から、グローバルイノベーションに挑戦する開発者とAKT Healthへの敬意を表明し、得られた知見が技術のさらなる発展と医療現場への適切な導入につながることを願っています。

工藤秀子看護部長は、高齢者に特化した急性期病院として転倒・転落の未然防止を重要な看護目標とし、AIなどの先端技術の導入により、転倒リスクに関する情報が瞬時に得られ適切に活用されることで、患者の療養環境や職員の業務フローが大きく改善することに期待を示しています。

実証評価の成果と今後の展望

本プロジェクトでは、医療関係者22名による実臨床環境での評価が実施され、日本の病院環境における運用上の課題や改善点が整理されました。医療従事者からの実践的なフィードバックが収集され、今後の製品改良および追加検証に向けた基礎データが取得されるとともに、日本市場における今後の展開に向けた検討材料が整理されました。

AKT Healthの代表取締役 Aditya Tallapragada氏は、「医療イノベーションの実現には、優れた技術だけでなく、実際の医療現場における客観的かつ丁寧な評価が不可欠です」と述べ、日本の医療現場から貴重な知見が得られたことを強調しました。

AKT Healthと湘南第一病院は、今回の実証評価で得られた知見やフィードバックを踏まえ、今後の技術改良や追加検証に向けた検討を進めていく予定です。AKT Healthは、今後も海外の医療・ヘルスケア技術と日本の医療現場を結び、実証評価から市場参入支援までを一貫して支援することで、日本の医療イノベーションの社会実装に貢献していくとしています。

関連情報

本件に関する詳細は、各機関の公式発表をご確認ください。

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