カルテAIアシスタント「MC-Drive for Clinic」に新機能、電子カルテの患者ID自動認識で診療記録を効率化
東日本メディコム株式会社は、2026年7月1日より、カルテAIアシスタント「MC-Drive for Clinic」において、電子カルテの患者IDを自動認識し、録音データに付与する新機能の提供を開始しました。この機能は、診察音声と患者情報の自動紐付けにより、カルテ作成工程の効率化を目指すものです。
医療現場の記録業務負担を軽減
診療所向け電子カルテの普及が進む一方で、厚生労働省の資料によれば、勤務医が診療記録や書類作成に費やす時間は依然として大きな割合を占めています。そのため、診療録の代行入力や各種書類の下書き・仮作成など、記録業務の負担軽減は医療DX(デジタルトランスフォーメーション)における重要なテーマとされています。
「MC-Drive for Clinic」は、このような記録業務の負担を軽減し、医師が患者と向き合う時間を確保できる環境づくりを支援するために開発されました。今回の患者ID自動認識機能の追加により、録音データの参照性と記録の確実性がさらに向上することが期待されます。

新機能「患者ID自動認識」の概要
この新機能により、診察時の記録業務がより効率的になります。
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患者ID自動認識: 診察時に録音を開始すると、「MC-Drive」が電子カルテ画面上の患者IDを自動で認識し、録音データに付与します。
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記録業務の効率化: 会話をテキスト化し、SOAP形式(Subjective: 主観的情報、Objective: 客観的情報、Assessment: 評価、Plan: 計画)に整理することで、医師の入力負担を軽減します。
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記録の確実性: 録音データと患者情報がIDで紐付くため、後から録音内容を確認する際も患者情報との照合が容易になります。
診察現場での利用ステップ
- 医師が診察室で録音を開始
- 「MC-Drive」が電子カルテ画面から患者IDを自動認識
- 診察音声を録音・テキスト化
- SOAP形式に自動整理
- 電子カルテの所見欄へ貼り付け


「MC-Drive for Clinic」の主な機能
「MC-Drive for Clinic」は、医師と患者の診察時の会話を録音し、AIが自動でテキスト化・要約します。これにより、SOAP形式に整理された内容を電子カルテの所見欄へコピー可能な形式で出力できます。医療用途向けにチューニングされたAI音声認識「AmiVoice」(株式会社アドバンスト・メディア提供)と、高指向性小型マイクロフォン「FR-1200」(NTTアドバンステクノロジ株式会社提供)の組み合わせにより、医師と患者の発話を分離して認識し、AIによる誤生成の低減を図っています。
主な機能は以下の通りです。
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診察音声の録音・テキスト化
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SOAP形式への自動整理
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電子カルテへの連携(所見欄へのコピー、患者IDの自動読み取り機能)
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話者分離(双指向性マイクによる医師と患者の発話の自動分離)
導入費用と動作環境
本サービスの月額利用料は、1台目が月額40,000円(税抜)からで、利用回数に上限はありません。2台目以降は1台追加ごとに月額10,000円(税抜)です。推奨マイク「FR-1200」は53,000円(税抜)です。
適応機種は「Medicom-HRf」および「Medicom クラウドカルテ」で、OSはWindows 11 Pro以上、メモリは8GB以上(推奨16GB以上)が必要です。上記以外の電子カルテとの連携については、別途動作検証が必要となる場合があります。
医療情報の安全管理
医療情報の取り扱いに関しては、以下の安全管理体制を整えています。
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国内サーバー限定: 医療データは日本国内に限定された環境で処理されます。
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ガイドライン準拠: 「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第6.0版」に対応し、「AI事業者ガイドライン 第1.1版」に準拠しています。
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国際認証: クラウドセキュリティ認証 ISO/IEC 27017を取得しています。
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録音データ管理: 録音データは60日経過で自動削除され、目的外利用や第三者提供は行われません。
関連リンク
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AIカルテアシスタント『MC-Drive for Clinic』
https://www.drugstar.jp/mc-drive/ -
薬歴AIアシスタント『MC-Drive for Pharmacy』
https://www.drugstar.jp/drive/ -
電子薬歴システム『DrugstarPrime』
https://www.drugstar.jp/
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