医療の仕事を具体的に知る進路選択の機会
医療機関では、医師や看護師だけでなく、検査、放射線、薬剤、リハビリテーション、栄養、医療機器の管理、救急搬送など、多岐にわたる職種がそれぞれの専門性を活かして診療を支えています。しかし、学生がこれらの職種名から実際の仕事内容や病院内での役割を具体的にイメージすることは容易ではありません。
医誠会国際総合病院では、学生が医療現場を見学し、医療職の業務に触れることができるオープンホスピタルを実施しています。今回で3回目の開催となるこのイベントは、各回約50名、合計約100名の参加を予定しており、医療職を具体的な進路として検討している学生はもちろん、医療分野に関心があり、職業について知りたい学生も参加できます。
この体験を通じて、それぞれの職種の特徴や役割を知り、将来の進学先や職業を考える上で、医療の仕事について具体的なイメージを持つ機会となるでしょう。
8職種から選べる実践型の職業体験
オープンホスピタルでは、8つの医療職・部門の中から希望する2職種を選び、それぞれの仕事に関連した体験ができます。
具体的には、看護師の体験では血圧測定や電子カルテ、放射線技師ではMRI・CTに関連する体験を予定しています。臨床工学技士の体験では手術支援ロボット「ダビンチ」の操作、薬剤師の体験ではロボット操作やミキシングを予定しています。また、臨床検査技師では血液型判定、リハビリテーション部では松葉杖や車椅子を用いた体験、栄養管理部では外来で行う栄養診断について紹介します。救急救命士のプログラムでは、BLS(一次救命処置)の体験と救急車の見学が実施されます。
これらの職種ごとの業務体験を通じて、医療機関の中で各専門職がどのような役割を担っているのかを理解できる内容となっています。複数の職種を比較検討できる構成であるため、興味のある分野や将来の進路を考える上での有用な情報となることが期待されます。


病院の舞台裏まで巡る院内見学
職種体験に加え、医誠会国際総合病院の院内を巡る見学ツアーも実施されます。
見学では、セキュリティ対策として顔認証システムを採用している特別室をはじめ、16室ある手術室全体の運用を支える管制センター、24時間365日救急患者を受け入れる救急外来などが案内されます。一般の来院時には通る機会の少ない職員専用通路も使用し、病院で働く職員の動線をたどりながら医療現場を見学します。診療を行う場所だけでなく、その周囲で職員がどのように動き、各部門が連携しているのかを知ることで、病院という職場を多角的に理解できる構成です。
保護者や学校関係者も学生に付き添って見学が可能です。学生本人だけでなく、進路選択を支える立場からも医療現場を知る機会となります。
参加は無料で、各回約50名の事前申込制です。申込締切は各開催日の3日前で、申込は下記のページから受け付けています。

申込ページ: https://hmcs.co.jp/pages/holonics/jeos/
医療法人医誠会について
医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして全国で医療・介護事業を展開しています。医誠会国際総合病院は46診療科、総職員数2,144名(2026年4月現在)を有する基幹病院で、2026年4月には大阪府がん診療拠点病院に指定されました。
病院独自の救急システムである医誠会「病院救急」搬送システムは、直通の電話番号に連絡し、症状に応じて医師・看護師・救急救命士が同乗した病院救急車で患者を迎えに行く仕組みです。2025年度は9,761回の搬送実績があり、2024年度の公設救急受入数は15,118台で、「断らない救急」を掲げ、地域の高度急性期医療を担っています。