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ADVATECが1.6億円の資金調達を実施、累計調達額は7.6億円に。音声AI医療カルテ『コエカル』で医療現場の記録業務を支援

医療現場の記録業務を支援する『コエカル』

ADVATECは、2026年6月に音声AI医療カルテ作成支援サービス『コエカル』の正式提供を開始しました。先行提供開始から約7ヶ月で導入医療機関は300院に達しています(2026年7月末時点)。

『コエカル』は、診察中の会話からSOAP形式(Subjective: 自覚症状、Objective: 他覚所見、Assessment: 評価、Plan: 計画)のカルテを自動で生成するサービスです。患者さんごとの過去の診療記録を蓄積し、次回の診察に活用できる点が特徴です。これにより、慢性疾患の経時的な変化の把握や、紹介状、サマリーの自動生成など、診療に伴う一連の記録業務を支援します。

また、カンファレンス記録や各種指導管理料の算定に必要な書類作成など、医療現場の多様な記録業務に対応可能です。問診や予診の場面では看護師や医療事務も利用し、その記録を医師が引用して診察を行うなど、職種を越えた情報連携の基盤としても機能しています。

『コエカル』の利用は拡大しており、記録された月間の診察件数(生成カルテ数)および月間の利用時間・録音時間は、前月比で約50%の増加が続いています。

導入医療機関での利用状況を示すグラフ

資金調達の目的と今後の展望

今回調達した資金は、『コエカル』のプロダクト開発および事業推進体制の強化に充当されます。具体的には、機能強化に加え、より多くの医療現場にサービスを届けるためのセールスおよびカスタマーサクセス(CS)担当者の採用を進める方針です。

ADVATECは、『コエカル』が導入後、日々の診療の中で継続的に活用されることで真価を発揮すると考えています。CS担当者が医療機関に寄り添い、それぞれの診療体制や業務フローに合わせた活用を支援する「現場に寄り添う支援」を拡充するため、体制強化が必要と判断されました。

今後は、WEB問診や各種電子カルテとのAPI連携を強化し、取得・活用できるデータの拡張を進めます。カルテ入力補助に留まらず、医師の思考をサポートする「AI医療アシスタント」として進化し、病院やクリニックの診療基盤となることを目指しています。

『コエカル』の主な特徴

『コエカル』は、診療中の会話を医療特化型の音声AIがカルテにするサービスです。診察時の音声を高精度にキャプチャし、わずか数秒でSOAP形式のカルテを自動生成します。また、蓄積された過去の診察データをもとに、AIが診療の事前準備や書類作成をアシストし、現場の入力負荷を軽減します。

コエカル利用の流れ

1. 専門用語や略語も正確に、ワンクリックで「SOAP形式」を自動生成

診察開始時に録音を開始し、終了時に停止するだけで、AIが会話の文脈を理解してSOAP形式のカルテを自動生成します。独自の医療辞書と高精度な音声認識により、聞き逃しや記載漏れを防ぎ、診療報酬の適切な算定にも貢献します。

2. 過去履歴の活用と自動サマリー

患者さんの過去の記録を蓄積し、症状の経時変化を瞬時に確認できます。診察前のスムーズな状況把握に加え、過去の記録を活用した「他院への紹介状(診療情報提供書)」や「サマリー」の自動生成も可能で、長時間のデスクワークを削減します。

3. チーム医療を支える「院全体・定額(従量課金)モデル」

医師の診察だけでなく、看護師の事前問診、薬剤師の服薬指導、カンファレンスの議事録作成まで、クリニックで働く全スタッフが定額内(録音時間ベース)で利用できます。これにより、チーム全体の生産性向上を支援します。

関連情報

ADVATECでは、『コエカル』立ち上げメンバーによる以下のnote記事を公開しています。

  • 「医師を記録から解放し、助かる患者さんを増やす。コエカルが医療現場に届けたい価値」

    • 代表取締役・池田氏が、3社の経営を経て医療領域にたどり着いた原点と、『コエカル』の先に見据える未来について語っています。

    • note記事

  • 「元薬剤師が音声AIカルテ『コエカル』を作っている理由」

    • 薬剤師からエンジニアに転じた田丸氏が、医療現場に本当に使われるプロダクトをどのような思想でつくってきたのか、目指す診療のかたちを綴っています。

    • note記事

  • 「医師から「ありがとう」と言われる営業は、初めてでした。」

    • 『コエカル』の立ち上げ期からセールス・CSを担い、現在はチームを率いる橋本氏が、医療現場に価値を届けてきた軌跡を綴っています。

    • note記事

また、ADVATECの採用情報も公開されています。

無料デモのご案内

『コエカル』の無料デモが提供されています。ご関心のある方は、以下のフォームよりお問い合わせください。

会社情報

  • 本社所在地: 東京都渋谷区神泉町9-1 Daiwa渋谷神泉ビル8F

  • 代表者: 代表取締役 池田 和泉

  • 設立: 2020年7月

  • 資本金: 7億998万2,000円(資本準備金含む)

  • 従業員数: 37名

  • 事業内容: 音声AI医療カルテ作成支援サービス『コエカル』の開発・提供、AIインフルエンサープラットフォーム『Beee』の運営、SNS運用代行・SNSコンサルティング事業、Webページ制作事業/EC制作・ECコンサルティング事業

  • 会社HP

  • 『コエカル』製品説明ページ

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