内科・生活習慣

約7割が「夏バテ」のような慢性不調を実感、ピークは「朝起きたとき」に集中か

約7割が夏バテのような慢性不調を実感、若年層で特に高い傾向

2025年夏(7月〜8月)に、原因不明の「だるさ」「頭痛」「微熱」「胃腸の不調」といった慢性的な体調不良を感じることがあったかを尋ねたところ、「頻繁にあった」(20.3%)と「時々あった」(48.7%)を合わせて約7割(69.0%)の人が体調不良を実感していたことが分かりました。

昨夏、約7割の人が夏バテを実感

世代別に見ると、20代では86.5%が不調を感じており、30代が74.7%、40代が71.1%、50代が57.4%という結果でした。若年層ほど夏バテのような体調の変化に悩まされている傾向がうかがえます。

20代の86.5%が昨夏の夏バテ実感。若年層ほど高い傾向

不調のピークは「朝起きたとき」に集中

慢性的な体調不良を感じた人に、特にどのような時間帯やシチュエーションで強く感じたかを尋ねたところ、「朝起きたとき(通勤前・起床時)」が51.3%と最も多く、半数以上を占めました。次いで「午後〜夕方の時間帯(気温が最も上がる時間帯)」が36.1%、「午前中の仕事・家事の最中」が23.9%と続き、朝の活動開始時や日中の暑さのピーク時に不調が顕在化しやすいことが判明しました。

不調を感じやすい時間帯1位は「朝起きたとき (通勤前・起床時)」

医療機関の受診はわずか1割、自己判断が多数

体調不良を感じた際の対処法について調査した結果、「医療機関を受診した」と回答した人は9.7%に留まりました。最も多かったのは「夏バテ(一時的な疲れ)と思い、特に何もしなかった」(34.0%)で、次いで「市販の薬を飲んだ」(25.6%)、「睡眠・食事を整えるなど自然療法や民間療法を行った」(15.1%)、「栄養ドリンクを飲んだ」(14.3%)となりました。約9割の人が医療機関に相談せず、自己判断で対処または放置している実態が明らかになっています。

不調を感じても医療機関受診は、わずか1割

さらに、体調が悪いにもかかわらず医療機関を受診しなかった理由として、「病院に行くほどの大事(病気)ではないと自己判断したため」が79.1%と圧倒的多数を占めました。その他、「仕事や家事が忙しく、通院のための時間を確保できなかったため」(36.7%)、「クリニックの混雑や待合室での待ち時間で、さらに具合が悪くなりそうだと思ったため」(15.3%)といった理由が挙げられました。

受診控えの理由1位は「大したことない」という自己判断

医師からのコメント:夏バテを放置せず、オンラインでの治療も選択肢に

患者目線のクリニック所属の日本循環器学会専門医、佐藤亜紀医師は、夏バテのつらさについて「朝起きた瞬間から体が重い」「原因不明のだるさが続く」といった形で現れることが多いと解説しています。暑さや寝苦しさによる睡眠の質の低下、食欲不振による栄養の偏り、汗による水分・塩分喪失、冷房による室内外の温度差などが複合的に影響し、体への負担が増すことが原因として考えられます。

佐藤医師は、「とりあえず水を飲んでおけば大丈夫」と考えられがちですが、それだけでは回復しないこともあると指摘しています。だるさが何日も続くようであれば、生活リズムを整える工夫に加えて、一度医療機関で原因を確認することが推奨されます。特に女性は男性よりも筋肉量が少なく冷えの影響を受けやすいほか、ホルモンバランスの変化も自律神経に影響するため、不調が長引きやすい傾向があるとのことです。

「そのうち治るだろう」と我慢を続けると、食欲低下や脱水、睡眠不足が体力消耗につながり、熱中症のリスクを高める可能性もあります。佐藤医師は「無理をせず、早めに医療機関に相談してほしい」と促しており、体質や症状に合わせて漢方薬や内服薬を使い分けながら回復をサポートすることも可能と述べています。

「仕事が忙しくて通院の時間が取れない」「炎天下を歩いてまで病院に行く気になれない」と感じる方には、スマートフォン一つで診察から処方まで完結するオンライン診療が選択肢の一つとなり得るとのことです。無理をして我慢するよりも、オンライン診療を利用することで夏を快適に乗り切れる可能性があるでしょう。ただし、高熱が続く、意識がぼんやりするといった強い脱水症状がある場合は、迷わずすぐに医療機関を受診することが重要です。

医師のイラスト

過酷な猛暑を乗り切る「夏のオンライン診療活用術」

暑さやだるさで夏の通院を控えてしまいがちな場合、オンライン診療の活用が有効な場合があります。患者目線のクリニックでは、お盆期間も含め年中無休で6時から24時まで診察を提供しています。

  • 猛暑の日も外出せずOK。診察から薬の受け取りまでスマートフォンで完結
    厳しい猛暑の日に、熱中症のリスクを冒して屋外を移動する必要はありません。スマートフォンでビデオ通話による診察を受けた後、薬の受け取りに「自宅配送(宅薬便)」を選択すれば、自宅にいながら薬の受け取りまで完了します。

  • 勤務時間のスキマに受診。涼しくなった帰宅途中に薬局受け取り
    完全予約制のため、仕事や家事をしながら待ち、連絡がきたらスキマ時間でスムーズに受診できます。薬は涼しくなった夕方の帰宅途中に、指定の近隣薬局で受け取ることができ、忙しい世代でも時間を無駄にせず治療を始められる可能性があります。※1

  • 朝きついと思ったら早朝受診、通勤途中に薬局受け取り
    「朝起きた瞬間から体がだるい、頭痛がする」と感じた場合、朝6時からの早朝枠で診察を受けられます。診察後、最短30分で処方箋データが指定の薬局へ送信されるため、通勤途中の薬局で薬を受け取って素早く対処することが可能です。※2

※1 症状によってはオンライン診療が適さないケースもあるため、症状に応じて対面診療への切り替えが必要になることがあります。
※2 近隣の調剤薬局でのお薬の受け取りは、各薬局の営業時間によって異なります。事前に近くの薬局の営業状況を確認されることを推奨します。

夏の体調不良(夏バテ)に関するよくある質問(Q&A)

Q.夏バテで「朝起きたときから体のだるさや頭痛がする」のはなぜですか?病院へ行くべきでしょうか?

A. 夜間の冷房による冷えや、就寝中の脱水で自律神経が乱れることが主な原因と考えられます。今回の調査でも、不調を感じる人の過半数が「朝起きたとき」に症状を実感しています。「一時的な疲れ」と放置すると熱中症のリスクを高める恐れがあるため、我慢せず医療機関を受診することを検討してください。

Q.夏バテで体がきつい時や、猛暑・混雑のなか病院へ行くのが難しい場合の対処法はありますか?

A. 自宅からスマートフォンで診察から薬の手配まで完結する「オンライン診療」が有効な選択肢の一つです。今回の調査では、不調を感じても多忙や混雑への懸念から約9割が受診を控えている実態が分かりました。オンライン診療なら炎天下の移動がなく、スキマ時間や早朝に涼しい自宅から受診できる可能性があります。

Q.夏バテや体調不良になりやすい人の特徴はありますか?

A. 患者目線のクリニックの調査では、男性(58.5%)より女性(75.3%)の方が高く、世代別では20代・30代の若年層ほど夏バテに悩む傾向があります。女性は男性に比べて筋肉量が少なく冷えやすいことや、ホルモンバランスの影響から自律神経が乱れやすいためと考えられます。

「患者目線のクリニック」について

患者目線のクリニックロゴ

「患者目線のクリニック」は、東京都港区に位置し、初診からオンラインで12の診療科の保険診療を提供する総合診療クリニックです。早朝6時から深夜24時まで、土日祝日を含む年中無休で診療を行っています。デジタル技術を活用した利便性と、必要に応じて対面診療への切り替えも可能な体制を両立し、患者の健康をサポートしています。

詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。

調査結果の詳細は、「患者目線のクリニック調べ」として、こちらのリンク先でもご確認いただけます。

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