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フィリップス・ジャパン、超音波診断装置EPIQ/Affinitiシリーズの「超音波減衰法検査」が診療報酬請求の対象に

超音波減衰法検査とは

超音波減衰法検査は、超音波の減衰量を非侵襲的(体を傷つけずに)に計測し、肝臓の脂肪量を定性的に評価するための情報を提供する技術です。

医師が患者の腹部を超音波診断装置で検査している様子

EPIQ/Affiniti超音波診断装置に搭載されている「減衰イメージング(Attenuation Imaging)」機能は、この超音波減衰量を計測する技術です。肝脂肪化(肝臓に脂肪が蓄積する状態)に伴って増加する減衰係数をカラーボックスで表示し、計測対象領域(ROI:Region Of Interest)をボックス内に配置して計測を行います。

臓器の超音波画像を表示するモニターを備えた医療用超音波診断装置

また、計測値の信頼度を示す信頼度マップも同時にカラー表示され、信頼性が低い領域は赤、高い領域は緑で示されます。これにより、視覚的に信頼度を確認しながら、より安定した計測値が得られる領域にROIを配置でき、再現性の高い計測をサポートします。

腹部の超音波検査画像で、組織の減衰率と信頼度マップが表示されています

診療報酬請求について

本機能は、診療報酬区分番号「D215-4超音波減衰法検査」の算定要件を満たしています。主な算定要件は以下の通りです。

  • 汎用超音波画像診断装置のうち、超音波の減衰量を非侵襲的に計測し、肝臓の脂肪量を評価するための情報を提供するものとして薬事承認または認証を得ているものを使用すること。

  • 脂肪性肝疾患の患者で、慢性肝炎または肝硬変の疑いがある者に対し、肝臓の脂肪量を評価した場合に、3月に1回に限り算定できます。

  • 関連学会が定めるガイドラインに基づき適切に実施することが求められます。

診療報酬に関する詳細や具体的な適用については、医療機関や専門家にご相談ください。

幅広い活用と今後の期待

一般的に新機能はハイエンド装置に搭載されることが多い中、このAttenuation Imaging機能は、ハイエンドモデルの「EPIQ」に加え、ミドルクラスの「Affiniti」にも搭載可能です。これにより、精密検査だけでなく、検診などのスクリーニング検査においても本機能を活用しやすくなると考えられます。肝脂肪化の早期評価を通じて、早期診断や早期治療への貢献が期待されます。

フィリップス・ジャパンについて

株式会社フィリップス・ジャパンは、1953年に創業したロイヤル フィリップスの日本法人です。ヘルスケアテクノロジーのリーディングカンパニーとして、人々の健康と生活の質の向上を目指し、画像診断、超音波診断、イメージガイド下治療、ヘルスインフォマティクスなど多岐にわたる事業を展開しています。

ロイヤル フィリップスについて

ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、革新的な技術を通じて、人々のより良い健康と満ち足りた生活の実現を目指すヘルステクノロジー企業です。先進技術と医療従事者および消費者の知見を活用し、世界中でヘルスケアソリューションを提供しています。

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