# 末梢血管介入製品の世界市場、2032年には181.8億米ドル規模へ成長予測

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- カテゴリ: 最新医療
- 公開日: 2026-08-28
- 更新日: 2026-08-28

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## 末梢血管介入製品市場の成長予測

LP Informationが発表した最新のレポート「世界末梢血管介入製品市場の成長予測2026～2032」は、末梢血管介入製品の世界市場が今後数年間で大幅な成長を遂げると予測しています。

## 市場規模と成長の展望

末梢血管介入製品市場は、2025年時点で111.7億米ドル（約1兆6000億円）規模に達し、2032年には181.8億米ドル（約2兆6000億円）に拡大すると予測されています。この期間（2026年から2032年）における年平均成長率（CAGR）は7.3%と見込まれています。

![末梢血管介入製品市場規模と成長トレンド](/wp-content/uploads/2026/08/a19a42b71078a5d04664b3ef2dffac23.webp)

### 末梢血管介入製品とは

末梢血管介入製品とは、心臓および脳以外の末梢血管に生じる狭窄（血管が狭くなること）、閉塞（血管が詰まること）、血栓（血の塊）、静脈瘤（血管が拡張すること）、血流障害などに対し、体への負担が少ない血管内治療（低侵襲治療）を行うために用いられる医療機器です。主にバルーンカテーテル（風船で血管を広げる医療機器）、ステント（血管を内側から支える筒状の医療機器）、血栓除去デバイス、ガイドワイヤー、シース、各種カテーテルなどが含まれます。これらの製品は、末梢動脈疾患（PAD）や静脈疾患の治療に利用され、病変血管の拡張、血流再建、血栓除去、血管支持、薬剤送達などを目的としています。

## 市場成長を牽引する要因

この市場の成長は、主に慢性血管疾患の患者数の増加と、低侵襲治療の普及拡大に支えられていると考えられます。高齢化の進行、糖尿病、肥満、運動不足などが末梢動脈疾患のリスクを高め、特に下肢動脈の狭窄・閉塞は、重症化すると壊疽につながる可能性もあるため、血流再建を目的とした低侵襲治療への需要が高まっています。

製品面では、従来のバルーンやステントに加え、薬剤コーティングバルーンや薬剤溶出ステント、血栓除去デバイス、画像ガイド下治療に関連する技術の進化が臨床成績の改善に貢献しています。開腹手術と比較して患者の負担が少なく、回復期間の短縮が期待できる点も、医療機関での採用を後押しする要因となっています。

## 主要企業の動向と市場集中度

末梢血管介入製品の世界的な主要製造業者には、Boston Scientific、BD、Medtronic、Terumo、Merit Medical、Abbott、Cook Medical、Cordis、Teleflex、Biotronikなどが挙げられます。2025年時点では、上位10社が売上高ベースで市場全体の約83.0%を占めており、一定の集中度が見られる市場構造となっています。

![末梢血管介入製品競争環境と市場機会](/wp-content/uploads/2026/08/6cfedeb6495396e841deb32b93984be2.webp)

各社の動向として、以下のような発表がありました。

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**Abbott**: 2025年8月に、膝下末梢動脈疾患向けの薬剤溶出型吸収性スキャフォールドシステムが欧州でCEマーク（安全基準適合マーク）を取得しました。この製品は体内に吸収されるため、金属ステントのような永久的な異物留置に伴うリスクを軽減することが期待されます。

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**Boston Scientific**: 2026年1月、Penumbraを企業価値約145億米ドルで買収する最終契約を締結したと発表しました。この買収により、心血管ポートフォリオの拡充と、機械的血栓除去および神経血管領域への参入強化を目指すとしています。

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**Medtronic**: 2026年4月、透析患者の動静脈瘻（血液透析のために作られた血管の接続部）狭窄を適応とする「IN.PACT™ AV 薬剤コーティングバルーン」の市販後試験12カ月実臨床データを公表しました。これにより、12カ月時点の標的病変一次開存率（治療した血管が再狭窄せずに開通している割合）が70.2％であり、このデバイスが高い有効性と安全性を有することが実臨床の場でも改めて示されました。

## 今後の展望と日本企業への示唆

今後の市場では、先進国における高齢患者向けの治療需要に加え、アジア太平洋、中南米、中東などでの医療インフラ整備が成長を後押しすると予測されます。特に、下肢末梢動脈疾患、重症下肢虚血、透析アクセス維持、静脈疾患関連の治療領域では、患者数の増加と治療選択肢の高度化が重なりやすいと考えられます。

競争面では、単にバルーンやステントを供給するだけでなく、臨床データ、薬剤送達技術、再狭窄抑制、血栓除去性能、画像ガイド下での手技適合性がより重要になるでしょう。日本企業にとって、末梢血管介入製品市場の分析は、海外医療機器市場への参入可能性や新規事業評価を行う上で有用な情報となるかもしれません。特に、部材、精密加工、コーティング、カテーテル関連技術、画像・手技支援技術を持つ企業は、完成品メーカーとの協業の可能性を検討することをお勧めします。詳しくは医療機関・専門家にご相談ください。

## レポートの詳細情報

本プレスリリースで紹介されたレポートの詳細については、LP Informationのウェブサイトで確認できます。

- [末梢血管介入製品 報告書の詳細](https://www.lpinformation.jp/reports/602480/peripheral-vascular-intervention-products)

LP Informationは、業界情報と市場戦略サポートを提供するプロバイダーです。

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[日本語サイト](https://www.lpinformation.jp/)

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[英語サイト](https://www.lpinformationdata.com/)
