# ヒト臍帯由来間葉系幹細胞培養上清液の皮膚への作用に関する共同研究成果を口頭発表

- 出典: clinic-note（https://clinic-note.net/）
- URL: https://clinic-note.net/2026/08/13/%e3%83%92%e3%83%88%e8%87%8d%e5%b8%af%e7%94%b1%e6%9d%a5%e9%96%93%e8%91%89%e7%b3%bb%e5%b9%b9%e7%b4%b0%e8%83%9e%e5%9f%b9%e9%a4%8a%e4%b8%8a%e6%b8%85%e6%b6%b2%e3%81%ae%e7%9a%ae%e8%86%9a%e3%81%b8%e3%81%ae/
- カテゴリ: 最新医療
- 公開日: 2026-08-13
- 更新日: 2026-08-13

---

## ヒト臍帯由来間葉系幹細胞培養上清液の皮膚への作用に関する共同研究成果を口頭発表

株式会社エテルナムは、順天堂大学大学院医学研究科・環境医学研究所との共同研究講座「皮膚抗加齢再生医学講座」において、ヒト臍帯由来間葉系幹細胞培養上清液（UCMSC-CM）が皮膚細胞に及ぼす作用とそのメカニズムについて約2年間にわたり検証を進めてきました。このたび、その研究成果が2026年8月1日に開催された第44回日本美容皮膚科学会総会・学術大会にて初めて口頭発表されました。

![学会での発表の様子](/wp-content/uploads/2026/08/ec8a88ba906f1cf2b03b73a1da2c2050.webp)

## 研究発表の概要

発表された演題は以下の2つです。

-
『ヒト臍帯由来間葉系幹細胞培養上清液は角化細胞における活性酸素発生を減少させ細胞老化を抑制する』（演題番号：O4-2、一般演題：皮膚老化）

-
『ヒト臍帯由来間葉系幹細胞培養上清液処置ヒトケラチノサイトの網羅的遺伝子解析』（演題番号：O6-2、一般演題：基礎研究）

## 研究背景と目的

ヒト臍帯から調製される間葉系幹細胞培養上清液（UCMSC-CM）には、成長因子、サイトカイン、ケモカイン、細胞外小胞、miRNAなどが含まれる「cell-free secretome」として、皮膚再生、抗炎症、組織修復、そして年齢に応じたケアへの応用が期待されています。

しかし、これまでの研究では、UCMSC-CMの作用効果は主に機能解析に基づいており、ヒトケラチノサイト（皮膚の主要な細胞である角化細胞）における抗老化作用や誘導される遺伝子発現プログラムについては十分に解明されていませんでした。本研究では、UCMSC-CMの皮膚細胞における老化因子への影響と遺伝子発現を詳細に検討することで、老化制御機構の解明を目指しました。

## 研究内容と結果

### 老化因子、DNA損傷、活性酸素種（ROS）の産生の抑制について

細胞老化は、不可逆的な細胞増殖停止と老化関連分泌表現型（SASP）の放出によって特徴づけられ、組織環境の変化や様々な疾患に関与することが知られています。老化細胞は加齢に伴って増加するほか、UVA（紫外線A波）や活性酸素種（ROS）のような刺激によっても誘導されることが分かっています。

研究では、ヒト表皮角化細胞に過酸化水素（H₂O₂）またはUVA刺激を与え、その後25%のUCMSC-CMまたは対照培地で培養しました。細胞周期停止マーカー（CDKN1A、CDKN2A）の発現、SA-β-Gal（細胞老化マーカー）の蓄積、DNA損傷（γH2AX陽性細胞率）、ROSの産生量を測定しました。

![実験プロトコル](/wp-content/uploads/2026/08/2ec495423e75b27915df57dd3ce758be.webp)

#### 結果

- **老化因子の発現抑制**: UCMSC-CMを添加したヒト表皮角化細胞では、H₂O₂刺激およびUVA刺激のいずれにおいても、細胞分裂の抑制に関わるp21（CDKN1A）やp16（CDKN2A）の発現抑制が確認されました。特にp21の抑制は、未刺激と同等のレベルにまで達する可能性が示唆されました。この結果は、加齢や紫外線、酸化による皮膚細胞の変化への影響を示唆するものです。

![遺伝子発現のグラフ](/wp-content/uploads/2026/08/a9b4af509267a2c6b17f4775345eae6b.webp)

- **β-ガラクトシダーゼの蓄積抑制**: 細胞老化に伴って蓄積することが知られているβ-ガラクトシダーゼの細胞内蓄積が約7％減少していることが確認されました。この結果は、細胞老化への影響を示唆するものです。

![SPiDER-β-Gal検出キットを用いたデータ](/wp-content/uploads/2026/08/c057ac3bc7b0b948bb1e27169c7b1133.webp)

- **酸化ストレス誘導性ROS産生およびDNA損傷の抑制**: γH2AX陽性細胞率が約8%少なくなり、DNA酸化損傷が抑制されていることが示されました。また、ROS（活性酸素）の発生が約20%抑えられていることがフローサイトメトリーの結果から分かりました。これらの結果から、UCMSC-CMは酸化ストレスによる活性酸素の発生を抑えることでDNAの損傷に影響を与える可能性が示唆されています。

![DNA損傷と活性酸素種産生量のグラフ](/wp-content/uploads/2026/08/947a8fcaf9f3d204b1d634053701f1ab.webp)

### 網羅的遺伝子解析について

新生児（0歳）、若年期（12歳）、成人由来（52歳）の表皮細胞に、それぞれ25%のUCMSC-CMまたはコントロール培地を添加し、RNA抽出後にRNAシークエンスとQ-PCR解析（GO解析）を実施しました。

#### 結果

Q-PCR解析（GO解析）の結果、若年由来および成人由来の表皮細胞において、『組織修復』や『細胞増殖』に関連する遺伝子の発現が強く見られました。特に成人由来の細胞では、創傷治癒やケラチノサイトの増殖に関わるサイトカイン（IL-20、IL-24）の遺伝子発現が上昇していることが確認されました。このデータは、皮膚の恒常性維持や組織の再生メカニズムへの関与が示唆されるものです。

![Q-PCR解析（GO解析）の結果](/wp-content/uploads/2026/08/dfc2d16eab5828b80be4ac8562f3f0b1.webp)

## まとめと今後の展望

本研究により、ヒト臍帯由来間葉系幹細胞培養上清液が、老化関連マーカーの発現抑制、活性酸素によるDNA損傷の抑制効果、および成人由来表皮細胞における組織修復や細胞増殖に関連する遺伝子群の発現亢進に影響を与える可能性が示されました。

これらの結果は、UCMSC-CMが皮膚の恒常性維持にとどまらず、加齢や外的ストレスによって変化しやすい肌環境に対し、本来備わる健やかな働きを支える可能性を示唆するものです。また、皮膚のコンディション維持や組織の再生メカニズムに関する研究領域においても、新たな知見となることが期待されます。

近年、再生医療分野では、細胞そのものではなく、細胞が分泌する成長因子やサイトカインなどの有用成分に着目した研究が進められています。本研究で得られた知見は、UCMSC-CMが持つ可能性をさらに広げ、健やかさや美しさを支える新たなアプローチにつながる可能性を見出すものです。

株式会社エテルナムは今後も、再生医療研究グループとして培ってきた知見を基盤に、皮膚科学および再生医療研究の発展に貢献し、年齢を重ねることへの不安や美容情報の複雑化に向き合いながら、研究・開発を継続していくとしています。

### エテルナムについて

「エテルナム」は、再生医療研究から生まれたスキンケアブランドです。LIPセラムをはじめ、医療機関専売および一般消費者向けのスキンケア製品を展開しています。ブランド名の「エテルナム」はラテン語で「永遠」を意味し、希少価値の高い臍帯由来間葉系幹細胞を独自に培養した上清液で、健やかな美しさを目指しています。

詳細については、以下の関連リンクをご確認ください。

- [エテルナム公式オンラインストア](https://ec.eternam.co.jp/)

この研究で示された可能性については、個別の状況に応じた判断が必要となります。詳しくは医療機関や専門家にご相談ください。
