# 歯科衛生士17万人が現場を去る理由とは？D.HITの意識調査が示す業界の構造的課題

- 出典: clinic-note（https://clinic-note.net/）
- URL: https://clinic-note.net/2026/08/06/%e6%ad%af%e7%a7%91%e8%a1%9b%e7%94%9f%e5%a3%ab17%e4%b8%87%e4%ba%ba%e3%81%8c%e7%8f%be%e5%a0%b4%e3%82%92%e5%8e%bb%e3%82%8b%e7%90%86%e7%94%b1%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9fd-hit%e3%81%ae%e6%84%8f%e8%ad%98/
- カテゴリ: 予防・検診
- 公開日: 2026-08-06
- 更新日: 2026-08-06

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## 調査の概要

この調査は「歯科衛生士のキャリア意識調査 2026」と題され、株式会社D.HITが自社で実施しました。D.HITが運営するコミュニティ「キャリココ」の登録者を中心に、歯科衛生士のキャリアに主体的に向き合うアクティブ層130名からインターネットを通じて回答を得ています。調査期間は2026年6月18日から7月3日までで、回答者の約58%が30代後半から40代でした。就業状況はパート・アルバイト勤務が37.7%、在宅ワークが24.6%、フルタイム勤務が18.5%などとなっています。

この調査は、キャリアを真剣に考える層の声を集めたものであり、その層でさえ半数以上が職業を手放すことを考えたという事実は、業界の構造的問題の深刻さを示唆しています。

## 調査結果から見えてきた課題

### 1. やりがいを持って入職した約8割が、職業そのものを捨てることを考えた

#### 入職時の意識

入職当時、歯科衛生士という職業に「非常に高いやりがい・好感を持っていた」と回答した人が33.8%、「ある程度持っていた」と回答した人が43.1%で、合計76.9%の人が肯定的な感情を持っていました。

![入職時のやりがい・好感](/wp-content/uploads/2026/08/d664cfa9e98f68bb5c37892bbc9d3213.webp)

#### 半数以上が職業そのものを手放すことを検討

しかし、「単に転院（職場を変える）だけでなく、歯科衛生士の仕事自体を完全にやめたいと考えた、または実際にやめた経験はありますか」という問いに対しては、130名中72名（55.4%）が「職業そのものをやめた、または完全にやめようと強く悩んだ経験がある」と回答しました。このうち、完全に離職した人は24.6%、強く悩んだ人は30.8%でした。

![歯科衛生士の仕事自体をやめようと考えた・やめた経験](/wp-content/uploads/2026/08/e7b2efa2a073c9536323aca329a45ec5.webp)

#### 「志がある層ほど、行き詰まる」という逆説

離職を検討または実行した72名のうち、入職時にやりがい・好感を持っていた人は73.6%（53名）を占めています。この結果は、仕事が好きで入職したにもかかわらず、現場の構造が離職に追い込んでいるという、業界が抱える問題の本質を示しています。

![入職時やりがいあり層・なし層の離職経験比較](/wp-content/uploads/2026/08/c673fbf6d9566049fd8f0ffe7152ae0b.webp)

#### 離職・離職検討の主な理由

離職・離職検討の理由（複数回答）の上位は以下の通りです。

- 院内（院長やスタッフ）の閉鎖的な人間関係: 56.9%
- 給与や待遇面が、専門性の高さに見合っていないと感じた: 47.2%
- ライフイベントと勤務条件の折り合いがつかなかった: 34.7%
- 単調な業務でキャリアアップが見込めなかった: 30.6%
- 技術・知識を相談できる仲間が身近にいなかった: 27.8%
- 腰痛・手指の負担など、身体的な負担が大きかった: 22.2%

![離職・離職検討の理由](/wp-content/uploads/2026/08/db85c666f168d34c09ff189dc5389edb.webp)

### 2. 「臨床以外の選択肢を知らない」情報格差が、潜在歯科衛生士の増加を加速

#### 9割近くが、臨床以外のキャリア選択肢を「具体的に知らなかった」

「クリニック勤務以外に、歯科衛生士の知識・資格を活かせる多様なキャリア（在宅ワーク、企業サポート、介護領域など）があることを、どの程度知っていましたか」という問いに対し、「全く知らなかった」が40.8%、「知っていたが具体的な方法は知らなかった」が46.9%でした。これらを合わせると87.7%となり、約9割が選択肢の詳細を知らない状態にありました。

![臨床以外の選択肢への認知度](/wp-content/uploads/2026/08/7245a877cbca7df3112b64ba823760a0.webp)

#### 知識が希望を生む可能性

一方で、「臨床以外の選択肢を具体的に知ることは、生涯歯科衛生士として働き続ける可能性を広げると思うか」という問いには、99.2%（129名）が「非常にそう思う・ある程度そう思う」と回答しています。この結果は、情報格差が解消されれば、多くの歯科衛生士がキャリアに希望を見いだせる可能性を示唆しています。

### 3. 求めているのは「求人情報」ではなく、仲間とキャリア教育

長く働き続けるために現場が本当に必要としているものを問うと、以下の2つの答えが浮かび上がりました。

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「病院を越えた横のつながり」が必要（96.9%が肯定）

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「主体的なキャリアプランニング」が有効（99.2%が肯定）

![歯科衛生士が求めているもの](/wp-content/uploads/2026/08/026deed3bd4a6053785c314af1b5d846.webp)

小規模診療所に勤務する歯科衛生士にとって、「院内の誰にも相談できない」孤独感が離職理由の上位（5位：27.8%）にあることと合わせると、横のつながりへのニーズは切実なものと考えられます。また、キャリアプランニングの有効性を99.2%が感じているにもかかわらず、こうした機会が業界でほとんど提供されてこなかったことも、この調査が示す構造的な課題です。

![「横のつながり」の必要性と「キャリアプランニング」の有効性](/wp-content/uploads/2026/08/60e6e3ddef2784876fc4a6a7c92bac8a.webp)

## 株式会社D.HITの取り組み

株式会社D.HITは、この調査結果を受けて、全国約3万人の歯科衛生士がつながるコミュニティを通じて、二つの構造課題に取り組んでいます。

- **医院を越えた横のつながりの構築**: 孤独は離職理由の上位に常に挙がる深刻な問題であり、これを解消するためのコミュニティ形成を推進しています。
- **臨床以外のキャリア選択肢の情報提供**: 資格取得前の学生時代から、企業サポート、在宅ワーク、介護領域など、臨床以外の多様な働き方があることを伝えています。

同社は、国民皆歯科健診の議論が進み、予防医療における歯科衛生士の重要性が増す今こそ、17万人の潜在歯科衛生士を「本来この仕事を愛していた仲間たち」と捉え直し、彼女たちが安心して現場に戻れる、あるいは戻らなくても歯科衛生士としての誇りを持ち続けられる環境をつくることが重要であると考えています。

## 株式会社D.HITについて

2020年設立。「業界初の歯科衛生士専門キャリア支援」を掲げ、全国約3万人の歯科衛生士コミュニティを運営しています。1on1キャリアコーチングサービス「キャリココ」（累計受講者1,300名、顧客満足度98%）と、歯科医師×歯科衛生士マッチングプラットフォーム「ハリンク」を軸に、離職を「定着」と「生涯続くキャリア」へと変えることを使命としています。

代表の杉野奈央氏は、WHITE CROSS「dstyle」・デンタルダイヤモンド社「Dhstyle」連載、アークレイ社歯科衛生士セミナー登壇など、業界メディアでの発信実績を持つ歯科衛生士起業家です。

## 会社概要

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**社名**: 株式会社D.HIT（ディーヒット）

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**代表**: 杉野 奈央

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**設立**: 2020年3月6日

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**事業内容**: 歯科衛生士向けキャリアコーチング（キャリココ）／歯科医師×歯科衛生士マッチング（ハリンク）／歯科クリニックコンサル／オーラルケア商品の企画・開発・製造／有料職業紹介（許可番号 13-ユ-318564）

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**所在地**: 東京都目黒区中目黒3丁目6番2号

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**URL**: [https://dhit.co.jp/](https://dhit.co.jp/)

この調査結果は、歯科衛生士という専門職が抱える課題を浮き彫りにし、今後の予防医療の発展に向けた重要な示唆を与えています。歯科衛生士のキャリアに関する詳細や相談については、専門家にご確認ください。
