# ファインデックス社員が国際会議「EMBC 2026」で抑うつ状態の客観的評価に関する研究を発表

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- カテゴリ: こころの健康
- 公開日: 2026-08-06
- 更新日: 2026-08-06

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## ファインデックス社員が国際会議「EMBC 2026」で抑うつ状態の客観的評価に関する研究を発表

株式会社ファインデックスの社員、櫻井 力氏（第1開発部）が、理化学研究所（RIKEN）革新知能統合研究センター（AIP）認知行動支援技術チームでの研修生時代に取り組んだ研究論文が、生体医工学分野で世界最大級の国際会議「EMBC 2026」に採択され、現地で発表を行いました。

![学会ポスター発表の様子](/wp-content/uploads/2026/08/8f29518266f3ef7ead32410bc0cdf95c.webp)

## 研究の背景と目的

精神医学における従来の診断は、臨床面談や患者の自己申告に依存する傾向があり、主観的なバイアスや実務者の経験に基づく判断による不確実性が課題として挙げられていました。

この研究は、高い時間分解能を持つ脳波（EEG）と、優れた空間的知見を提供する機能的近赤外分光法（fNIRS）という2つの生体信号を組み合わせた「マルチモーダル信号」を用いることで、抑うつ状態を客観的かつ定量的に評価するフレームワークの構築を目指しています。

特に、本人が自覚していない潜在的な抑うつ状態の早期発見や、高齢者におけるうつ病と認知症の鑑別、早期対応への応用が期待されています。

## 研究手法と結果

研究では、感情的な刺激（ビデオ・音声）を保持するワーキングメモリ課題の遂行中に、EEGとfNIRSの両生体信号を同時に計測しました。これらの生信号は、その解読に最適化された「エンドツーエンドの深層学習アーキテクチャ」に入力され、心理評価尺度であるBDI-II（ベックうつ病評価尺度II）に基づいたうつ傾向の分類が行われました。

実験の結果、EEGとfNIRSを統合したマルチモーダル信号は、単一の信号を用いた場合と比較して高い分類精度を示しました。特に聴覚的な感情音声タスクにおいて最高のパフォーマンスを発揮し、分類精度の平均値および中央値は、チャンスレベル（0.50）を大幅に上回る0.80を超えました。

この研究は、エンドツーエンドの深層学習アプローチが生体信号からうつ傾向を客観的に識別する上で有効であることを実証しています。

## 将来への期待

本研究の成果は、従来の主観的診断を補完する自動診断ツールの基盤となる可能性を秘めています。将来的には、臨床現場での早期スクリーニングや診断精度の向上に貢献することが期待されます。

櫻井氏は「学生時代は、脳波やfNIRSを用いて抑うつ状態を客観的に推定する研究に心血を注いできました。そこには、目に見えない心の病によって苦しんでいる人を一人でも多く助けたいという、切実な想いがありました」とコメントしています。ファインデックスへの入社を決めたのは、研究で培った『心の健康』という領域を超えて、ITの力で医療現場全体を支え、より多くの命に貢献したいと考えたからだと述べています。

## 国際会議「EMBC 2026」について

「EMBC」は、世界160カ国以上に拠点を置く世界最大の技術専門組織「IEEE（アイトリプルイー・電気電子技術者学会）」の医学・生物学部門が主催する、生体医工学分野で世界最大級の国際会議です。

本会議は同分野において極めて高い権威を持つ学術大会として知られており、2026年度は「持続可能で公平なヘルスケアのエンジニアリング（Engineering Sustainable and Equitable Healthcare）」をテーマに、カナダ・トロントで開催されました。世界中から数千名規模の研究者、医師、企業専門家が集い、医療・生物学における工学技術の最先端知見が交わされました。

株式会社ファインデックスは、社員一人ひとりの研鑽が製品・サービスの技術革新をもたらすと信じており、今後も学術的価値の高い研究成果を尊重するとともに、優れた専門性を持つ人材がその知見を最大限に発揮し、社会実装に挑戦できる環境を整え、医療・社会の発展に貢献していく方針です。

## 株式会社ファインデックスについて

株式会社ファインデックスは、医療システムの開発およびヘルステック事業を展開しています。国内大規模病院の約40％、国内大学病院の80％に製品を導入しており、診療の効率化やデータ活用、病院経営の支援を行っています。

ヘルステック領域では、視線分析技術を用いた自動視野計の開発・販売や、次世代医療基盤法に基づく認定を活用した医療データプラットフォーム事業を通じて、病気の早期発見や創薬、医療産業の発展に貢献することを目指しています。また、公共分野においても、公文書管理や電子決裁を中心としたDX推進ソリューションを提供しています。

詳しくは、[株式会社ファインデックスのウェブサイト](https://findex.co.jp/)をご覧ください。

## 本件に関するお問い合わせ先

株式会社ファインデックス 広報・IR担当

東京都千代田区大手町1丁目7-2 東京サンケイビル26F

お問い合わせフォーム：

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本社TEL：03-6271-8958

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