# 奈良県立医科大学附属病院とBuzzreachが共同プロジェクトを開始、地域連携で治験推進し新薬開発力向上へ

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- カテゴリ: 最新医療
- 公開日: 2026-08-05
- 更新日: 2026-08-05

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## 奈良県立医科大学附属病院とBuzzreachが共同プロジェクトを開始、地域連携で治験推進し新薬開発力向上へ

奈良県立医科大学附属病院 臨床研究センターと株式会社Buzzreachは、奈良エリアにおける地域連携型症例集積および治験推進を目的とした共同プロジェクト「PARTNER Project（Platform Advancing Regional Trial Network in Engagement and Recruitment Project）」を開始しました。

このプロジェクトは、大学病院を中心とした地域連携型の治験参加者リクルート基盤を構築し、治験実施のスピード向上、1医療機関あたりの症例集積性の向上を実現することで、日本全体の新薬開発力の強化に貢献することを目標としています。

![共同プロジェクト開始のお知らせ](/wp-content/uploads/2026/08/438a89b812ae7901fb4a05239175eecd.webp)

## 背景にある日本の治験の課題

近年、日本の治験においては、患者さんが地域の多くの医療機関に分散しているため、1施設あたりの症例集積数が少なく、多数の治験実施医療機関が必要となる傾向が課題として挙げられています。この状況は、治験開始から症例組み入れ完了までに長期間を要し、日本における新薬の承認・使用の遅れ（ドラッグ・ラグ）や、未承認薬の問題（ドラッグ・ロス）の一因ともなっています。

このような背景の中、奈良県立医科大学附属病院は、大学病院として「－選ばれる治験実施施設を目指して－」をテーマに掲げ、積極的な治験推進活動を展開しています。

![選ばれる治験実施施設を目指して](/wp-content/uploads/2026/08/7297c063a0a1da56a2ad67231f01bab9.webp)

大学病院が主体となり、地域医療機関とのネットワークを活用した症例集積強化や、院内外を横断した治験推進体制の整備に取り組む事例は、日本の治験実施体制の強化に寄与する新たなモデルケースとなることが期待されます。本共同プロジェクトは、治験を大学病院の重要な機能の一つと位置づけ、地域連携型の症例集積基盤を構築することで、大学病院機能の強化にも貢献することを目指します。

## 共同プロジェクトの主な内容

この共同プロジェクトでは、以下の5つの主要な取り組みが実施されます。

![地域連携による症例集積とシステム](/wp-content/uploads/2026/08/01b26f7d49e1819c7e15536e64b1399f.webp)

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**リクルートマネジャーによる症例集積支援**

    Buzzreachが配置する「リクルートマネジャー」が、奈良県立医科大学附属病院における治験エントリープランの設計・運用管理を支援します。これにより、院内における治験候補患者の最大化、診療科を横断したエントリープラン管理、院外（パートナー医療機関）からの治験参加者紹介管理、症例組み入れ状況の可視化およびKPI管理などを支援します。

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**地域パートナー医療機関ネットワークの構築**

    奈良臨床研究ネットワーク「NARA net」協定医療機関との連携を推進し、地域連携型のパートナー医療機関ネットワークを構築します。これにより、地域医療機関と奈良県立医科大学附属病院との連携を強化し、治験参加候補者の紹介促進および必要に応じた相互紹介体制の構築を通じて、地域全体で治験へのアクセス向上を目指します。

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**治験業務管理システム「StudyWorks」の導入**

    Buzzreachが提供する治験業務管理システム「[StudyWorks](https://product.puzz.app/lp/sw/)」を活用し、エントリープランの設計・運用、候補患者管理、パートナー医療機関からの紹介管理、治験進捗の可視化などをデジタルプラットフォーム上で一元管理します。

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**治験情報公開基盤「smt for 奈良県立医科大学附属病院」の展開**

    Buzzreachが提供する治験情報公開支援基盤「[smt(search my trial)](https://www.buzzreach.co.jp/service/smt/)」を活用し、「[smt for 奈良県立医科大学附属病院](https://www.searchmytrial.com/smt-sites/icats/)」を展開します。これにより、奈良エリアの患者さん、患者さんのご家族、および地域医療機関に対し、実施中の治験情報の公開、問い合わせ対応支援を実施し、地域における治験アクセス向上と治験参加機会の拡充を推進します。

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**DCT（分散型臨床試験）スキームの構築**

    オンライン活用や地域医療機関との連携を含むDCTスキームの構築・運用管理を推進し、患者さんの負担軽減と症例集積効率の向上を目指します。DCT（分散型臨床試験）とは、来院回数を減らすなど、患者さんの負担を軽減し、より広範囲から治験参加者を募ることを目指す新しい治験の形です。

## 今後の展望

本共同プロジェクトを通じて、奈良県立医科大学附属病院とBuzzreachは、治験スピードの向上、1施設あたりの症例集積性向上、地域医療機関との新たな連携モデル構築、治験アクセス格差の是正、大学病院機能強化、日本の新薬開発力強化に貢献することを目指します。また、このモデルを地域連携型の新たな治験エコシステムとして発展させ、日本全国への展開も視野に入れています。

## 奈良県立医科大学附属病院と株式会社Buzzreachについて

**奈良県立医科大学附属病院**は、高度医療・教育・研究を担う奈良県の中核病院として、地域医療に貢献しています。治験分野においても「－選ばれる治験実施施設を目指して－」をテーマに、症例組み入れスピード向上、生産性向上、手続きの簡略化・標準化などを重点施策として推進しています。

**株式会社Buzzreach**は、「テクノロジーの力で一人でも多くの患者さんに新たな選択肢を」をミッションに、治験・臨床研究領域に特化したDX支援事業を展開しています。治験業務管理システム「StudyWorks」、治験情報公開プラットフォーム「smt」、患者リクルート支援事業などを通じ、日本における新薬開発の効率化と治験アクセス向上を推進しています。詳しくは医療機関・専門家にご相談ください。

本件に関するお問い合わせ先は、株式会社Buzzreach 広報担当（Email：info@buzzreach.co.jp）まで。
