# 成人喘息患者、食物アレルギーの割合が健常者の約4倍に〜慶應義塾大学と「おいしい健康」の共同研究で食習慣との関連も明らかに〜

- 出典: clinic-note（https://clinic-note.net/）
- URL: https://clinic-note.net/2026/08/04/%e6%88%90%e4%ba%ba%e5%96%98%e6%81%af%e6%82%a3%e8%80%85%e3%80%81%e9%a3%9f%e7%89%a9%e3%82%a2%e3%83%ac%e3%83%ab%e3%82%ae%e3%83%bc%e3%81%ae%e5%89%b2%e5%90%88%e3%81%8c%e5%81%a5%e5%b8%b8%e8%80%85%e3%81%ae/
- カテゴリ: 内科・生活習慣
- 公開日: 2026-08-04
- 更新日: 2026-08-04

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## 研究の背景と目的

成人喘息は気道の慢性炎症を特徴とする疾患であり、これまでに肥満や食事との関連が報告されてきました。しかし、健常者と成人喘息患者の食習慣を詳細に比較した研究や、成人の食物アレルギーの特徴を検討した研究は限られていました。本研究は、成人喘息患者の食習慣や食物アレルギーの特徴を明らかにすることを目的としています。

## 研究の概要と方法

本研究では、「おいしい健康」のWebプラットフォームを通じて、健常者175名、軽症から中等症の喘息患者191名、重症喘息患者222名の合計588名を対象に調査を行いました。参加者には3日間の食事内容を記録してもらい、複数の管理栄養士が「日本食品標準成分表2015年版」に基づき解析を実施しました。食物アレルギーの有無は自己申告により評価されました。

## 研究結果

調査の結果、成人喘息患者では健常者と比較して以下の特徴が示されました。

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**BMI（体格指数）が高い傾向**：肥満や過体重の人が多いと報告されています。

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**朝食欠食が多い傾向**：朝食を抜く人の割合が健常者よりも多いことが示されました。

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**食事の多様性が低い傾向**：食事多様性スコア（DDS：食事の多様性を示す指標）や摂取食品数が低いことが明らかになり、特に大豆製品の摂取量が少ない傾向が見られました。

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**食物アレルギーおよび花粉・食物アレルギー症候群（PFAS）の頻度が高い傾向**：食物アレルギーの自己申告頻度は健常者の約4倍であり、PFAS（特定の果物や野菜を食べた際に、花粉症と似たアレルギー症状が出る状態）の頻度も健常者より有意に高いことが確認されました。

また、軽度肥満の成人喘息患者では、喘息コントロールテスト（ACT）スコアが低い結果も報告されています。

## 研究の意義と今後の展望

本研究は横断研究であるため、喘息と食習慣・食物アレルギーとの直接的な因果関係を示すものではありません。しかし、成人喘息患者の食生活や食物アレルギーの特徴を詳細に示した知見であり、今後の喘息管理や食事支援の基礎データとなることが期待されます。

慶應義塾大学医学部 内科学（呼吸器）の福永興壱教授は、今回の研究結果が喘息患者の食生活が健常者とは異なる特徴を持つ可能性を示唆しており、日常診療における食事やアレルギー歴の評価の重要性を示す知見であるとコメントしています。また、薬物治療だけでなく、食事を含めた生活習慣へのアプローチが患者の健康に寄与する可能性に言及し、今後も食と呼吸器疾患の関係解明を進め、個別化医療の実現を目指したいと述べています。

株式会社おいしい健康の野尻哲也代表取締役CEOは、これまで食事療法に関するガイドラインが存在しないことから喘息疾患はサービス対象外であったとしながらも、今回の研究で成人喘息症状が食べものや食習慣の影響を受ける可能性が解明されたことを報告しています。今後も喘息と食事の関係性について研究を進め、食生活改善を通じた新たな喘息治療アプローチの確立を目指すとしています。

## 論文情報

本研究の詳細は、以下の論文にて確認できます。

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**タイトル**：Dietary Patterns and Food Allergies Associated with Asthma in Adults: Findings from an Internet-Based Dietary Survey in Japan

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**著者**：渡瀬麻友子、田野崎 貴絵、冨保紗希、正木克宜、松山笑子、濱田一喜、野尻哲也、加畑 宏樹、中鉢正太郎、宮田純、福永興壱

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**掲載誌**：Allergology International (DOI:10.1016/j.alit.2026.04.007)

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**論文リンク**：[https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1323893026000511?via%3Dihub](https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1323893026000511?via%3Dihub)

## AI献立・栄養管理アプリ『おいしい健康』について

『おいしい健康』は、個々の健康状態や疾患、食の好みに合わせてAIが最適な献立・レシピを提案するパーソナライズ食事管理サービスです。厚生労働省「日本人の食事摂取基準」や各種診療ガイドライン、医師の食事指示に基づき、予防、ダイエット、疾患別の食事管理を家庭で手軽に実践できるよう支援しています。

サービスの詳細については、以下をご覧ください。

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## 株式会社おいしい健康について

株式会社おいしい健康は、『Food as Medicine』をコンセプトに、データサイエンスと臨床研究に基づく食事・栄養療法（Data science-based Nutrition：DBN）の確立を目指すヘルスケア・スタートアップです。糖尿病や心疾患、喘息など複数領域で食事介入の臨床エビデンス構築を進めており、月間200万人が利用するAI献立・栄養管理アプリ「おいしい健康」を提供しています。また、医療機関向け生活指導SaaS「Kakaris（カカリス）」を通じて、製薬企業の臨床開発や患者サポートプログラムを支援しています。
